伝統医学の一貫性と多様性を学ぶことで道理に至る
2024/12/08 | category:内藤希哲
江戸期の俊英 内藤敬哲の医書『医経解惑論』から「見病知源の論」を紹介します。この章は“病の源を把握する”ための極意を記しています。 『傷寒論』の根底にある治病と病源を診るための真意を、『素問』『霊枢』の理をもとに説いているのが本章です。 私自身、臨床に出て...
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2024/12/01 | category:内藤希哲
江戸期の俊英 内藤敬哲の医書『医経解惑論』から、仲景立六経大意の論を学びます。 ※『医経解惑論』京都大学付属図書館より引用させていただきました。 ※以下に書き下し文、次いで足立のコメントと原文を紹介。 ※現代文に訳さないのは経文の本意を損なう可能性があるた...
2024/08/25 | category:内藤希哲
水法を再考する 江戸期の俊英 内藤敬哲の医書『医経解惑論』から、約與水法を学びます。水を与える(與水)法は五苓散の条文(太陽病中編・71)に登場しています。「水を少しずつ与えること(少少與飲之)」の真意を改めて考える重要な章であります。 『傷寒論』には、この...
2024/08/07 | category:内島保定
五苓散について学ぼう! 五苓散ネタの一つに「二日酔いに効く漢方(の一つ)」として巷の情報にありますが、その理由(機序)もよく理解しておく必要があるでしょう。 ・五苓散の守備範囲 ・対象とする邪の性質 ・邪を追い出す出口 これらを明確にすることで、五苓散の方...
2024/08/07 | category:内藤希哲
表病に裏滞(痰飲)を挟む五苓散証 『傷寒雑病論類編』(1819年刊 内藤希哲一門)に記載される五苓散についてみてみましょう。本書において五苓散は「太陽病夾痰飲者治法」に記載されています。内藤希哲は、太陽病に裏滞を挟むケースとして「裏滞表病」といった鑑別を行って...
2024/08/06 | category:内藤希哲
『医経解惑論』の約滲法について 江戸期の俊英 内藤敬哲の医書『医経解惑論』から、滲法について学びます。滲法とは聞き慣れない言葉かもしれません。利水・利尿といえば理解しやすいでしょう。 鍼灸の現場でも、利水を加味して治療を組み立てるシーンは多々あります。それだけ...
2024/07/17 | category:内島保定
『古方節義』(1771年 内島保定)の調胃承気湯についてみてみましょう。 ※『(経験)古方節義』京都大学付属図書館より引用させていただきました。 ※以下に書き下し文、次いで足立のコメントと原文を紹介。 ※現代文に訳さないのは経文の本意を損なう可能性があるた...
『古方節義』(1771年 内島保定)の大承気湯についてみてみましょう。 ※『(経験)古方節義』京都大学付属図書館より引用させていただきました。 ※以下に書き下し文、次いで足立のコメントと原文を紹介。 ※現代文に訳さないのは経文の本意を損なう可能性があるため...
『古方節義』(1771年 内島保定)の腸胃承気湯についてみてみましょう。 ※『(経験)古方節義』京都大学付属図書館より引用させていただきました。 ※以下に書き下し文、次いで足立のコメントと原文を紹介。 ※現代文に訳さないのは経文の本意を損なう可能性があるた...
2024/06/14 | category:内藤希哲
治実法の大要について 鍼道五経会の講座【鍼薬双修】では、『医経解惑論』をテキストとして漢方薬・湯液医学を勉強しています。 『医経解惑論』とは、江戸期の俊英 内藤敬哲の著書として知られています。本記事では『医経解惑論』に収録される「約治実法(治実法の要約)」を...
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