鍼道五経会の講座情報(2025年度版)

鍼道五経会の毎月開催される講座

鍼道五経会では以下の3つの勉強会を毎月定例で行っています。

第1日曜日:【東京】経絡の正奇双修
第2日曜日:【大阪】医書五経を読む
第3日曜日: お休み
第4日曜日:【大阪】生老病死を学ぶ

※日程は変更になる時があります。
※特別講義を行うことがあります。
※特別講義や日程変更の情報は、当サイトのカレンダーに記入していますので、参考にしてください。

『鍼薬双修』(東京会場)

鍼灸と漢方は車の両輪といわれています。実際の臨床でも、漢方を服用している患者さんが来院されることはあると思います。東洋医学の問診情報として、その服薬情報を治療に活かす必要があるのはいうまでありません。
漢方処方を出すことはなくても、漢方医学の知識を備えておくことは必須であるといえるでしょう。

しかし現状は、多くの鍼灸師は漢方を知らず、漢方医のほとんどは鍼灸を知りません。この状況を改善すべく、本講座は「鍼灸師の、鍼灸師による、鍼灸師のための漢方薬のお勉強」として、鍼灸師が学ぶべき漢方を勉強しています。

講座【鍼薬双修】では新規メンバー募集中です。
▶【2025 鍼薬双修】について詳しくはコチラ

『医書五経を読む』(大阪会場)

写真は『霊枢講義』より九鍼十二原(京都大学付属図書館より引用させていただきました)

講座【医書五経を読む】では「鍼術と氣」そして「脈診」について詳しく学んでいます。

この2つのテーマ「鍼術と氣」と「脈診」に沿って、厳選した医書を丁寧に読み解き、理解を深めます。医書に記される「氣」の意味を解することで、鍼の運用法は変わります。このことは、当会の「診鍼一貫」にも通ずる理解です。
さらにいうと、医古典から学ぶことは技術(テクニック)ではありません。鍼の術理を学ぶのです。

突き詰めれば、古典を通じて「生命観」と「世界観」を構築するのです。この生命観と世界観を構築することは、自身の治療の基盤となるのです。本講座【医書五経を読む】を通じて、鍼灸治療の基盤を積み重ねるのです。

新規メンバー募集中です。
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『生老病死を学ぶ』(大阪会場)

人の病を治療するということは、人の一生をみるということです。
当講座では小児科から老年科まで、まさに「揺りかごから墓場まで」を学ぶことで、人間の生命についてより深く理解することを目的としています。

女性と赤ちゃんの写真

鍼灸によって産後の不調・諸症状を改善することは可能です。鍼灸によって産後ケアを行うことは鍼灸業界では既知のことであり、よりよい育児に鍼灸が貢献することは知られています。

しかし東洋医学の婦人科を深く理解したうえで、産後ケアを行う臨床家はまだまだ少ないのではないでしょうか?
本講座では、小児科も婦人科も老年化もすべてひと続きの医学として捉えています。

例えば、実際に産後ケアを行うにも、小児科の知識や技術は必要だと考えています。産後の不調・産後育児に悩みを抱える女性に対して、東洋医学的なケアを包括的にできる鍼灸師を育成します。
この考え方は産後ケアだけでなく、すべての科において通ずるものだと思います。

『どんな病気も鍼灸で治せるようになりたい!』という鍼灸師・鍼灸学生さんに適した講座です。

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鍼灸師の遠足

当会では不定期ながら課外活動を行っています。座学や治療実技は勉強会の主軸であり基盤となるものです。しかし課外活動(通称「鍼灸師の遠足」)も大切です。

吉益東洞・南涯・羸斎らの墓所にて

写真は「2024年 京都医史蹟をめぐる旅」のときのもの

「鍼灸師の遠足」では座学では得られない体験や治療家にとって必要な感性を磨く目的で行われます。これまで行われた鍼灸師の遠足には以下のようなものがあります。

✓医史蹟をめぐる旅(医学史研究家・濱口先生の御指導による)
✓ 薬草見学会(金匱植物同好会のご協力のもと開催)
✓ 武術体験会(一修会の村松先生の御厚意により実現)
✓ 密教観想法体験(北川真寛さまのご指導による)
✓ 金剛山ナイトウォーク(まほろば鍼灸院の中川先生のナビによる)
・・・などなどがあります。

当会会員は優先的に招待されますが強制参加ではありません。また非会員の方々も参加可能な企画もあります。

▶詳しくは過去の鍼灸師の遠足記事をご覧ください。

講座申込みをされる方は…

以下メールフォームから、件名に「参加希望」と「参加する講座名」を明記のうえ、以下のメールフォームからご連絡ください。

※記入されたアドレスにメールが届かないケースが多発しています。
複数の連絡先を記入しておいてください。連絡がつかない場合の責は当会は負いませんのでご了承ください。

 

 

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