鍼灸婦人科を「生老病死を学ぶ」で学ぼう!

鍼灸師なら誰もがもつ想い

当講座【生老病死を学ぶ】は第2期を迎えました。
第2期では鍼灸婦人科を主テーマとして女性の生理学、病理学、治法を学びます。

詳しい内容紹介と新規募集情報の前に、まずは初心に戻ってみましょう。

『どんな症状にも鍼灸で対応できるようになりたい。』

東洋医学系の鍼灸師なら、誰しもこのような想いを持ったことがあるはずです。

『あらゆる症状にも対応できる鍼灸』の実現のために本講座【生老病死を学ぶ】がスタートしました。

あらゆる症状を理解するには、人の一生を理解することが必須です。

例えば、腎虚や肝鬱、脾虚といっても、性差や各年代でその症状の現れ方が異なります。
同じように、腰痛や腹痛なども性別や年代の違いによって証が異なります。

「症状が同じだからと言って同じ証・同じ治療にはならない。(同病異治)」

これもまた伝統鍼灸では常識といえることです。

なぜ人の一生を学ぶのか?

人が生まれて成長し、次の世代を生み育て、そして老いて死ぬ…この人の一生の中で起こる生理と病理、つまり人の理を知らなければいけません。
(それに加えて、地の理・天の理を知らねばなりませんが、それは先の話ということで…)

この人の理を知るなかで、女性が次の世代を生み(産み)育てる過程で多くの体調変化が起こります。

具体的に言うと、女性の身体では月経が起こり(男性では精通が起こり)、妊娠、出産、育児…と体質的にダイナックな変化が起こります。当然、その変化に伴って体質は大きく乱れ、体調不良や症状、疾患を現わします。

特にこのスパンの女性の疾患は、月経前症候群(PMS)、不妊治療、妊娠期のマイナートラブル、産後ケア、更年期障害…などがあり、鍼灸適応疾患としても関わりの深い疾患群が列挙できます。

鍼灸師の臨床力を上げるためにも、この時期の女性の生理と病理と治法を把握しておくことは必須だといえます。


写真は医心方の妊娠7か月の妊婦図

【生老病死を学ぶ】ならではの鍼灸婦人科

講座「生老病死を学ぶ」第2期では鍼灸婦人科をテーマとしますが、ただ婦人科だけを学べばいいというのではありません。
妊娠・出産・産後・育児期の女性の体質を深く理解するためには、小児科の理解は必須です。(さらにいうと男性科の理解も必要です。)

人は環境に左右される生き物です。

女性を取り巻く家族(夫となる男性や子ども達)や社会とのかかわりを治療者は把握しないといけません。
婦人科という言葉だけで切り取っても、女性の健康や体質について気付けないことの方が多いのです。

女性の治療は女性鍼灸師の方が良いの?

鍼灸院にこられる患者さんの大半は女性という話はよく聞く話です。
私の臨床現場でも同様、ほとんどの患者さんは女性です。

しかし、男性鍼灸師の多くは「女性の気持ちが分からないと女性の治療に自信が持てない…」
そんな気持ちをもつ人も少なくないでしょう。

しかし誤解を恐れずに言うと治療家は女性でなくても良いのです。

もちろん女性患者さんからすると『女性鍼灸師の方がイイナ…』という心情もあるでしょうが、
あくまでも診断治療の能力について言及しています。

たしかに男性では、女性患者さんのツラさを100%共感することは難しいでしょう。
しかし、治療に必要なのは病を冷静に把握することです。

正しい治療を行うためには、共感以上に診断能力が必要です。
(共感が不要というわけではありません)

東洋医学的に診断を行う点では、小児科を修めた上で婦人科を診断することは重要です。
病症を本質的に理解するには、患者さん本人も気づいていない原因をみつけ分析し診断ができる能力が必要なのです。

女性治療家の先生にとっては「当講座で病理と治療を修め、経験をもとにした共感もできる」となると、
不調に苦しむ女性患者さんにとってより頼もしい先生となることでしょう。

 子どもの頃からの体質の変動
 妊娠・出産・育児を経て変化する女性の体質

このような体質の変動に対応するには、小児科と婦人科を関連づけて修めないと治療で実践することは難しいでしょう。

当講座では、第1期で鍼灸小児科の講義を終えています。その内容を踏まえて鍼灸婦人科の内容を進めていきます。
もちろん、第2期から初参加の人にとっても、小児科の内容を復習しつつ丁寧に指導していきますので、この点はご安心ください。


写真:第一期の鍼灸小児科の実技のようす

自信をもって女性鍼灸を実践するためにも、女性の心身の健康をサポートしたい鍼灸師・鍼灸学生さんはぜひご参加ください。

第2期 鍼灸婦人科のセミナー情報

参加条件:鍼灸師・鍼灸学生・医療関係者で東洋医学を学ぶ意欲のある方

【日 時】:毎月第3日曜日 10:30~17:00
3月だけ第4日曜日に開催となります。
【受講費】:6,000円。初参加の方は4,000円です。
※継続して参加される場合は別途 年会費が必要です。
詳しくはコチラでご確認ください

【持ち物】:スリッパ、白衣、勉強道具
【会 場】:足立鍼灸治療院。南海高野線 千代田駅から徒歩8分程度です。

【講 師】足立繁久
次の世代の生み育てる女性に鍼灸師ができること(小児科編)(妊婦さん編)(育児ママ編
このような想いで小児科、婦人科を日々実践しています。

【定 員】10名
あと3名の空きがあります。

【申込先】:以下のメールフォームからお申込みください。
※記入されたメールアドレスにメールが届かないケースが多発しています。
複数のアドレス、もしくはTel情報を記入して申し込みください。

当日の連絡先・電話番号(必須)

 

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