伝統医学の一貫性と多様性を学ぶことで道理に至る
2024/12/13 | category:臓腑経絡詳解
三焦はミステリアスな存在 三焦といえば「名有りて形無し(有名無形)」という言葉を連想します。 そもそも『内経』『難経』には、三焦の性質や機能を表わす言葉に「中瀆の腑(本輸篇)」「孤の腑(本輸篇)」「水穀の道路(三十一難)」「原氣の別使(六十六難)』などがありま...
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2024/09/27 | category:杉山流
『杉山流三部書 医学節要集』には、杉山流医学の生理学が記されており、当会講座『医書五経を読む』でもテキストとして使用したことがあります。 杉山流医学は明代医学を多く取り込んだ形跡も窺え、伝統医学・伝統鍼灸を学ぶ鍼灸師は目を通しておくべき医書と言えます。 本...
2022/07/31 | category:講座・医書五経を学ぶ, 講座・生老病死を学ぶ
7月の大阪会場では講座【医書五経を読む】と【生老病死を学ぶ】がそれぞれ開催されました。 講座・医書五経を読むのレポート 講座【医書五経を読む】は7月10日(第二日曜日)に開催。内容は以下のとおりです。 ■ 7月【医書五経を読む】の主な内容 ...
2022/07/18 | category:難経
難経 三十八難のみどころ 本三十八難では三焦と原気との関係性が説かれている。 すなわち三十六難と三十九難ではそれぞれ命門と原気、命門と腎との関係を明示している。本三十八難では三焦と原気との関係を示している。「原気に別あり(有原氣之別)」という言葉も意味深い。...
難経 三十九難のみどころ この三十九難もエキサイティングな内容が記されている。 三十六難三十九難を丁寧に読むことで、原気の定義を絞ることができる。原気の定義が明確になれば原穴がいかに特殊な経穴であるか?が明らかになる。 この原穴の特殊性を意識するようになれば...
2017/06/30 | category:鍼の道
鍼道五経会の足立 繁久です。 その3「鍼灸の小さな補瀉と大きな補瀉」に続いて、鍼道五経会が追究する鍼灸・その4です。 今回は私見ではありますが人体観・治療観を書きます。 生命観を数字になぞらえる 「東洋思想と数字は深い関係があります。」と師 馬場先生より学び...
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