伝統医学の一貫性と多様性を学ぶことで道理に至る
2024/05/24 | category:発表資料
機関誌『おけら』(さきたまオケラの会さん発行)に論考『診療と治療における機」と題して“平旦”に関する考察をまとめました。先日の特別講義に紹介した話は本記事に準じます。 写真:さきたまオケラの会さんの会誌『おけら』にて拙稿を寄稿 さて、この論考『診療と治療に...
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2021/08/31 | category:鍼の道
交会穴は三陰交だけではない 思うところがあって、各経の交会穴を調べることにしました。複数経脈が交会する経穴というと、三陰交や関元(三結交)、百会(三陽五会)が有名ですが、他にも交会穴はたくさんあります。 ちなみに三陽五会とは、足太陽膀胱経(経脈篇)・手少陽之...
2021/03/30 | category:鍼の道
如環無端の矛盾 鍼灸経絡学を学んでいくと「如環無端(環の端の無きが如く)」という言葉を目にすると思います。 経脈を扱う鍼灸師ならば知っておくべき言葉の一つでしょう。 「如環無端とはメビウスの帯のように途切れることなく循環する様子を言う」と私は教わりました。 ...
2020/07/04 | category:十四経発揮和語鈔
十四経発揮和語鈔 陽蹻脈 写真:『十四経発揮和語鈔』より 陽蹻脈篇 ※以下の文章では、大きな字が原本(十四経発揮)、小さな字が岡本一抱による註釈である。 陽蹻脉 蹻は蹻捷(きょうしょう)超越の義也。人の足をあげて疾(すみやか)に歩行するの用は、この陰陽蹻脉...
十四経発揮巻下 写真:『十四経発揮和語鈔』より奇経八脈篇 ※以下の文章では、大きな字が原本(十四経発揮)、小さな字が岡本一抱による註釈である。 奇経八脈概論 奇経八脉の篇 此の篇に於いて常経に異なる奇経の八脉を記せり。 脉は奇常有り。以下は奇経八脉の總論な...
2020/07/02 | category:十四経発揮和語鈔
『十四経発揮和語鈔』から奇経を学ぶ 写真:『十四経発揮和語鈔』の任脈の図より ※以下の文章では、大きな字が原本(十四経発揮)、小さな字が岡本一抱による註釈である。 任脉経穴歌 任脉の分三八 任脉の主る所の部分、二十四穴あれば也。會陰に於いて起こり、此れ亦、任...
2020/07/01 | category:十四経発揮和語鈔
奇経を理解したい! 奇経治療というカテゴリーがあるが、奇経については意外と知られていないことが多いように思う。 ✔ 奇経には八脈がある ✔ 正経に比べて特殊なルートらしい ✔ 奇経にはそれぞれの主治穴(八脈交会穴)がある ✔ 交会穴をつかった奇経治療がある ...
2017/11/04 | category:鍼の道
鍼道五経会の足立です。シリーズ補瀉を考える…第3回です。 瀉の重要性を考え直す 瀉法の重要性は第1回「補は瀉の補助、瀉は補の結果」)でも紹介しました。体質改善には瀉がカギとなる…という考え方です。なぜなら病・症状の原因は実邪と見ると、それを取り除かないと根本的...
2017/06/12 | category:講座・医書五経を学ぶ
鍼道五経会の足立です。 昨日は講座『医書五経を読もう』の第1回をスタートしました。 “やさしい素問の脈診”をテーマに、脈要精微論第十七から勉強しました。 脈要精微論は「診法は常に平旦をもってす」という内容から始まります。 平旦とは明け方のことです。 ...
2017/06/01 | category:講座情報
東京講座では『臓腑経絡のキホン』と題して臓腑と経絡の基本と臨床応用を勉強します。 なぜ臓腑経絡をキホンから学びなおすのか? 東洋医学を現場で実践するには、学校で覚えた経穴・経絡の知識では十分とは言えません。 「東洋医学は面白いけど、現場では使えない…」 「...
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