伝統医学の一貫性と多様性を学ぶことで道理に至る
2025/10/07 | category:小児薬証直訣
『小児薬証直訣』について 本記事では小児科医学の基本である「変蒸(へんじょう)」について紹介しています。変蒸とは、現代日本では知恵熱として理解されています。ある意味、それは正解でありますが、それだけでは不十分に感じます。小児はりを実践する鍼灸師にとっては、変...
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2023/12/29 | category:保赤全書
『保赤全書』(1585年 管橓)の紹介記事第3弾です。本章「弁痘症以傷寒」では、傷寒と痘瘡(天然痘)の共通点とその違いについて簡明に記されています。ウイルス概念の無かった当時、四診のみで鑑別せねばならなかった事情を慮ると本章の重要性も少しイメージしやすくなると...
2023/12/28 | category:博愛心鑑
「魏直先生の痘毒新説編」もこの記事でフィナーレです! 本章では魏直先生は、従来の胎毒説および痘瘡病理の不備を指摘しています。とくに李東垣が提唱したであろう胎毒が「命門伏蔵説」を完全否定しています。その否定ぶりは実にクールです。小児体質の変蒸を根拠としつつ、従...
2021/10/05 | category:会外講演
小児科と老年科を学ぶ意義 9月19日の軒岐会さんの外部講義では「老若男女の老と若(ロウとニャク)」について講座を行いました。 「生理学をテーマに…」という外部講義の第2弾でした。 第1弾が気になる方は「複数の脈診から分かる人体観(附、感想文)」をご覧ください...
2021/02/06 | category:診家枢要
小児の脈の時間です 小児の脈法 小児三歳以下は、虎口三関の紋色を看よ。 紫は熱、紅は傷寒、青は驚風、白は疳病。 惟だ黄色の隠隠として、或いは淡紅の隠隠とするは、常候と為す也。 黒色を見(あらわ)すときは則ち危に至る。 その他の紋色、風関に在るときは軽と為し、...
2017/09/01 | category:講座・生老病死を学ぶ, 小児はり勉強会
8月27日は「小児はりをキホンから学ぶ」の第3回でした。 【小児はり実技風景 子どもにお灸】 この回のテーマは胎毒(たいどく)。東洋医学の小児はりを実践する上で重要な体質です。前回の変蒸(へんじょう)と合わせて胎毒を考えると、治療方針や治療手段が大きく変わり...
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