伝統医学の一貫性と多様性を学ぶことで道理に至る
2024/07/17 | category:内島保定
『古方節義』(1771年 内島保定)の大承気湯についてみてみましょう。 ※『(経験)古方節義』京都大学付属図書館より引用させていただきました。 ※以下に書き下し文、次いで足立のコメントと原文を紹介。 ※現代文に訳さないのは経文の本意を損なう可能性があるため...
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2023/08/23 | category:内藤希哲
補法は何のために行うのか? 内藤希哲の医書『医経解惑論』から、下法五方論を学びます。とくに補法が好きな鍼灸師にとっては学ぶべき内容でしょう。 傷寒論を勉強すると、汗吐下法の理解が深まります。では汗吐下は何のために行うのか?そして補剤はなんのため処方し、補法は...
2020/05/26 | category:瘟疫論
これまでのあらすじ 前章は奪液無汗、津液を消耗しすぎると、解表の際に発汗するはずなのに発汗できない…というお話でした。 こういったセオリー通りに変化しないことで誤診誤治に結びつくのですよね。 さて今回は補瀉兼施。けっこうシビアなお話です。 (写真・文章とも...
2020/05/11 | category:瘟疫論
これまでのあらすじ 前回の傳變不常では、何度も再発する熱型(復発)と斑や発黄といった皮膚所見が熱病における鍵でした。 表でも裏でもない膜原を起点とし、熱病の本体である熱邪が表にも裏にも移動します。その移動先は多岐にわたり、その移動速度は驚くほど速い。陽邪である...
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