伝統医学の一貫性と多様性を学ぶことで道理に至る
2024/07/17 | category:内島保定
『古方節義』(1771年 内島保定)の調胃承気湯についてみてみましょう。 ※『(経験)古方節義』京都大学付属図書館より引用させていただきました。 ※以下に書き下し文、次いで足立のコメントと原文を紹介。 ※現代文に訳さないのは経文の本意を損なう可能性があるた...
読む
『古方節義』(1771年 内島保定)の大承気湯についてみてみましょう。 ※『(経験)古方節義』京都大学付属図書館より引用させていただきました。 ※以下に書き下し文、次いで足立のコメントと原文を紹介。 ※現代文に訳さないのは経文の本意を損なう可能性があるため...
『古方節義』(1771年 内島保定)の腸胃承気湯についてみてみましょう。 ※『(経験)古方節義』京都大学付属図書館より引用させていただきました。 ※以下に書き下し文、次いで足立のコメントと原文を紹介。 ※現代文に訳さないのは経文の本意を損なう可能性があるた...
2020/05/28 | category:瘟疫論
これまでのあらすじ 前回は老人と若者の治療は違う。なぜならそもそもの根本体質が違うのだから…という概論的な内容でした。 老人と若者の体質的な違いは、東洋医学を嗜む者なら誰でも知っています。しかし、それを実際の治療の中に落とし込んで再現できるようになるにはまだま...
2020/05/15 | category:瘟疫論
今回も下法の話です 今回の「注意逐邪勿拘結糞」もやはり下法のお話。 冒頭部を要約すると…「下すべき証にも諸々の所見はあるが、舌診と腹診所見がそろえば達原飲に大黄を加味して下すべし」とあります。 『傷寒論』が脉證并治…とあったように、脈診に信頼性を置いていまし...
これまでのあらすじ 前回は下後に現れる身熱や脈数についての解説でした。これまで何度も書いたように瘟疫論における病理観は膜原を起点としています。 膜原は経に近く胃に近い。表から邪が侵入する傷寒論に比べて、陽明腑に邪が侵入しやすい前設定といえます。 無論、瘟疫の...
Menu
HOME
TOP