伝統医学の一貫性と多様性を学ぶことで道理に至る
2025/07/13 | category:診病奇侅
『診病奇侅』腹中行について 本記事では『診病奇侅』の腹中行の項を紹介します。腹中行とは、正中線・任脈上の重要部位を指しています。鳩尾や関元もまた重要部位ですが、それぞれ「心下」「小腹」に当たり、腹中行の中には含まれていないようです。 部位としては、「中脘」...
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2025/07/03 | category:診病奇侅
『診病奇侅』心下について 本記事では『診病奇侅』心下の項を紹介します。心下は鳩尾、水月などとも呼ばれる部位であり、人体にとっては急所のひとつです。それだけに腹診時の手掌・手指の触れ方には繊細さが要求されます。 心下における層構造を意識した触れ方にも工夫を要...
2025/06/10 | category:診病奇侅
『診病奇侅』の動氣通説について 本記事では『診病奇侅』の通腹形証、すなわち腹の形証に通ずることの大事ついて紹介します。 ※画像は『診病奇侅』京都大学付属図書館より引用させていただきました。 ※本記事は医道の日本社 刊の『診病奇侅』を主に参考にして...
2022/12/11 | category:原南陽
原南陽の腹候のみどころ 原南陽の腹候(『叢桂亭医事小言』収録)には、腹診に関して概論的に記されている。しかし概論的とはいえ、実践的な要諦が記されている。前章の脈論と併せて習熟しておくべきであろう。とくにキーワードとなるのは「腹診と呼吸」「動気」「心下と水気の関...
2021/04/04 | category:内外傷弁惑論, 李東垣
陰火を理解するために 補中益気湯を理解するために陰火の発生機序を知る必要があります。 陰火とは李東垣が提唱した病理観であり、後代の医家に大きな影響を与えています。 陰火を理解するために、まずは李東垣その人の言葉に素直に耳を傾ける必要があります。 『内外傷辨...
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