伝統医学の一貫性と多様性を学ぶことで道理に至る
2024/01/31 | category:傷寒論
張仲景の太陰病編 『傷寒雑病論』のいよいよ三陰病編に入ります。まずは太陰病編からです。三陰病には入ることで病伝ベクトルが変わる点に注意して読むとよいでしょう。 ※『傷寒論』京都大学付属図書館より引用させていただきました。 ※以下に書き下し文、次いで足立のコ...
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2023/09/09 | category:傷寒論
弁脈法について 張仲景の『傷寒雜病論』の弁脈法を学びます。本記事では画像(および引用文)にあるように、趙開美が校刻を行った版本をテキストとしています。 本文にある通り著者、張仲景の他にも、晋代の王叔和が撰次、宋代の林億が校正を行い、明代には趙開美が校刻・沈琳全...
2020/05/20 | category:瘟疫論
これまでのあらすじ 前回までは戦汗・自汗に関する内容でした。 瘟疫論の病理設定を考えると、戦汗や時間のメカニズムが理解できるはずです。 熱病の治癒起点として発汗は大きなターニングポイントとなります。その発汗にもいろいろなケースがあります。 今回は盗汗と狂汗とい...
これまでのあらすじ 前回は発斑と戦汗の概論的な章でした。 本章では戦汗について詳しく解説します。 (写真・文章ともに四庫醫學叢書『瘟疫論』上海古籍出版社 より引用させていただきました。) 第22章 戦汗 戦汗 疫邪、先に表に傳し、後に裏に傳う。忽ち戦汗を得、...
2020/05/12 | category:瘟疫論
これまでのあらすじ これまで膜原に対する達原飲、陽明腑に対する大承気湯、陽明経に対する白虎湯。 そして広範囲にわたって作用させる三消飲といった処方が登場しました。 鍼灸師が処方することはできませんが(登録販売者を除く)、 また達原飲や三消飲は生薬から処方しな...
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