伝統医学の一貫性と多様性を学ぶことで道理に至る
2023/09/12 | category:傷寒論
傷寒論医学に組み込まれる経穴処方 前記事『宋版傷寒論』太陽病上編①にて、鍼灸師にとっても『傷寒論』は学ぶべき医書であると書き、その理由として「病理(病伝)」を挙げました。もちろん鍼灸師必学の理由は他にもあります。 『傷寒論』にはいくつかの経穴が記載されていま...
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2022/06/22 | category:会外講演
第三部なのに診法潮流!? 2022年6月19日(第三日曜日)軒岐会さんのオファーを受け外部講座【臨床の精妙な脈診 -診法潮流-】を行いました。 サブタイトルは第二部っぽいのですが、軒岐会さんで行う脈診講座はこれで第三部となります。 第一部は「脈診の多様性」 ...
2022/01/23 | category:脈経
『脈経』のあらすじ 脈診書の中でも『脈経』はよく知られています。著者の王叔和もよく知られた人物です。 王叔和は後漢-西晋の時代の人(生没年には諸説あり)で、歴史に詳しい人なら三国志の時代に生きた医家というとイメージしやすいのではないでしょうか。 三国志の時代...
2020/12/03 | category:切脈一葦
邪正一源…邪気と正気の関係は? 邪正一源、いよいよこの章に入りました。本章「邪正一源」は私が『切脈一葦』に注目したきっかけとなった章です。 ちなみに、邪正一如(じゃしょういちにょ)という言葉があります。 この邪正一如は、仏教用語のひとつで天台宗・日蓮宗・時宗...
2020/09/25 | category:切脈一葦
『切脈一葦』これまでの内容 1、序文 2、総目 3、脈位 4、反関 5、平脈 6、胃氣 7、脈状その1〔浮・芤・蝦遊〕 8、脈状その2〔滑・洪〕 9、脈状その3〔数・促・雀啄〕 10、脈状その4〔弦・緊・革・牢・弾石〕 11、脈状その5〔実・長〕 ※『切脈...
『切脈一葦』これまでの内容 1、序文 2、総目 3、脈位 4、反関 5、平脈 6、胃氣 7、脈状その1〔浮・芤・蝦遊〕 8、脈状その2〔滑・洪〕 9、脈状その3〔数・促・雀啄〕 10、脈状その4〔弦・緊・革・牢・弾石〕 ※『切脈一葦』京都大学付属図書館より...
2018/10/24 | category:切脈一葦
『切脈一葦』 1、序文 2、総目に続いて脈位に入ります。 写真:『切脈一葦』京都大学付属図書館所蔵 より引用 /* wordpress fix */ 切脈一葦巻の上 常陽 中莖謙 著 ■脈位 寸口は脈の顕然として見(あらわれ)る処(ところ)なり。...
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