伝統医学の一貫性と多様性を学ぶことで道理に至る
2023/07/15 | category:鍼の道
要となる部位や重要器官だからこそ、諸経が… 経脈の流注にはいくつかの要所があります。以前記事に挙げた「名のある交会穴」もその一つ。しかし各経が交わり会するのは経穴だけではありません。人体の各部位・各器官に諸経は交わり流れ込んでいるのです。 要となる部位、重要器...
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2022/06/16 | category:難経
難経 三十二難のみどころ 本難では心肺の二臓を説きつつ、栄衛について論じている。 なぜ心肺の二臓だけ膈上にあるのか? 他の臓腑はみな膈下に在るのに。仲間外れではないか?という問いから本文が始まる。 膈は浄不浄を分ける機関であり、特に君主と宰相にも譬えられる...
2020/05/19 | category:瘟疫論
これまでのあらすじ 前回は発黄(黄疸)についての説明でした。 発黄(黄疸)は標であり、その本は小便不利であるとの、症状と体質の理解。 しかし、小便不利も標であり、本質的には胃家實が本である、との病態理解の話でした。 (写真・文章ともに四庫醫學叢書『瘟疫論』上...
2020/05/15 | category:瘟疫論
これまでのあらすじ 前章の「疫愈結存」では、瘟疫が癒えた後という設定。 腹中塊を陽明腑証の所見と誤認してはならない。下手に攻めると胃気を損ない、それをきっかけにまた陽明腑熱が益すことに繋がるというお話でした。 さて、今回は同じ「疫愈後、脈証共に平」という設定...
2018/02/01 | category:東京講座
鍼道五経会の足立です。 今年の最初の勉強会は1月7日。東京は目黒にて【臓腑経絡のキホン】を開催しました。 今回講座のキーワードは【お屠蘇、半夏、脾胃】でした。 新年明けまして…ということで、皆でお屠蘇をいただきました。正しくは大みそかの夜に屠蘇散をお酒に...
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