5月の講座【経絡の正奇双修】のようす

5月の東京講座【経絡の正奇双修】はあいにくの緊急事態宣言下でもありZoom講座とあり成りました。
みなさんお忙しい中、朝から夕方まで画面越しに長時間よく勉強しました。

この日(5月9日)は「母の日」ということもあり、母を大切に…という主旨で夢分流の『鍼道秘訣集』の勉強からスタートしました。

写真:テキストは当会サイト記事の『鍼道秘訣集』
(テキストそのものは自由に閲覧できます。この日のテキスト記事『序・当流他流の違い』『臓腑の弁』 但し原文のみ掲載となります。)

『鍼道秘訣集』の序から読み始め、腹診臓腑配当、そして腹診の特性を理解、胃の腑の話を起点に現代にも通ずる湿濁問題…、そして会員同士のディスカッション…と、ここまでが午前の部の内容でした。

ディスカッションでは若林理砂先生からは貴重な臨床例を報告していただきました。
「仕事で各国を飛び回る人の目まぐるしく変化する舌診(=時差や経度緯度の変化による人体の不調)」は特に興味深く、意義深い情報でした。
写真:オンラインにて臨床経験をシェアされる若林理砂先生(Studio Libra代表)

昼休憩を挟み、午後は奇経の勉強です(経絡の正奇双修ですから)。
今日のテーマは衝脈。
写真:テキストは当会サイト記事の『奇経八脈詳解』
(テキストそのものは自由に閲覧できます。『奇経八脈詳解』のテキスト記事はコチラへどうぞ)

衝脈といえば、その主治穴は公孫。。。という情報は良く知られています。
しかし、それ以前の話として「衝脈とはナニ?」「衝脈の性質は?」「衝脈の流注は?」等々知らないといけないことが多々あります。
この基本に立ち返り、衝脈の理解を深める勉強をしました。
写真:皆で長丁場ながらも真剣かつ楽しく勉強

勉強会の終了後は恒例の打ち上げ。
参加可能なメンバーでオンライン呑み会を行いました。早く直に皆とお酒を酌み交わしたいものです…。

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