脾募を考える「臓腑経絡のキホン 2018.02」

鍼道五経会の足立です。

2月4日(日)立春の日は東京は目黒にて【臓腑経絡のキホン】の実技と座学を行いました。

今日の実技テーマは人体の3つに分けての調整です。

上中下や気水血といった観点で人体を分け、その不調和を調える治療を行いました。

担々麺から学ぶこと

昼食は香家の青鬼坦々麺。唐辛子などなどの辣と山椒の麻の刺激に手が震えました(笑)。

写真がないのは残念(気になる方は“目黒,青鬼担々麺”で検索してください)です。

辛い物を食して手が震える…この現象は辛熱を過度に入れることでから内風が起こり、手指末端の震えとして現れたのではないかと考えます。

ラーメンでもちょっとした勉強はできるということで…(笑)

刺手は添えるだけ…

午後は押手による刺鍼練習からスタート。

刺手は添えるだけ…の実技。慣れると臨床でも使いやすいです。

夢分流腹診の脾募を考える

前回講座で質問を受けました。

「夢分流腹診の臓腑配当で脾募はなぜこの位置にあるのですか?」

その時は私なりに回答したつもりでした。
が、終わってからずっとモヤモヤしていましたので、一か月調べて私も再確認できるストーリーができあがったので「夢分流腹診の脾募について」を紹介しました。

東洋医学の心臓はひと味もふた味も違う

今回の『臓腑経絡のキホン』のテーマは心の臓です。東洋医学での心臓は特殊な器官です。

心は神を藏するところでもあり、精神はもちろんのこと生命そのものに関わる存在です。そもそも心が藏する神とはどのような存在なのか?

また、生命そのもの関与するものが心の藏する神であるのなら、その神を理解することで生命の誕生を理解することに少しは近づくのかもしれません。(※ここでいう神とは、宗教的な神という概念だけではありません。)

具体的には、不妊鍼灸では心神を理解することが鍼灸治療の幅を広げるでしょうし、心療内科系の疾患にも応用できるヒントが得られると思います。

・・・と、以上のような内容の講義となりました。

3月の臓腑経絡のキホンは?

次回の東京講座【臓腑経絡のキホン】は同じく心の藏の続きを勉強します。
心の神秘に触れてみたいという方はぜひご参加ください。

日時は 3月4日(日)10:30~16:30

場所は目黒区の貸し会議室・Nice to Meeting 目黒にて
会場へのアクセス・その他情報はコチラ

そして申し込みは以下のメールフォームからご連絡ください。

当日の連絡先・電話番号(必須)

番外編・燻製屋で新企画を考える…

打ち上げでは来年度のイベントについてアイデアを出してもらいました。

ひとり知恵者の先生がいて、本当に尽きないアイデア・ヒントをいただきました。
その先生が↓この人↓

実現すると本当に楽しいでしょうね。実現させなければ!

 

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