伝統医学の一貫性と多様性を学ぶことで道理に至る
2020/06/17 | category:黄帝内経 素問
離合真邪論の見どころ 本論では鍼の補瀉、特に呼吸補瀉について詳解されています。 呼吸によって左右される気とは?鍼によって集められ留められる気とは? 気のバリエーションについても考え直す必要がある…そう思わせる内容です。 素問 離合眞邪論第二十七 黄帝問うて曰...
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八正神明論のみどころ 鍼に大事なものはリズムである!と真っ先に言及している点であろう。 人体の不調を理解するにはバイオリズムを理解することは重要である。 また鍼治を行うには、氣のリズムを知らなければ、暗闇の中を手掛かりもなし進むようなものである。 と、このよう...
宝命全形論のみどころ 本論では衛氣・営氣の理解に関する記述はそう多くないが、大事なところでもあるため、全文を引用した。 本論での見どころ、それは「治神」に尽きる。 鍼の要諦を五つ挙げているが、その一番に「治神」すなわち神を治めることを指し示している。 では「...
2020/06/16 | category:脈診のはなし
脈診に対する先入観を問う 当会では脈診の指導に力を入れている。 写真:鍼道五経会の脈診実技風景 理由は単純明快、脈診は信頼できる診法であるからだ。 しかし現場で使える脈診とするには、いくつかのステップをクリアする必要がある。 脈診の知識や感度を高めるこ...
2020/06/12 | category:黄帝内経 素問
調経論に記されている大事なこと 『黄帝内経』つまみ食いシリーズは当分続く。それどころかおそらく終わることは無いだろう。 そういった意味では、分不相応なことを始めてしまったかもしれない…。 さて、調経論にも鍼灸師必読の内容が相当量盛り込まれている。そのため全文...
2020/06/09 | category:黄帝内経 霊枢
根結篇に書かれている氣のこと 今回の根結篇では、命門、五十営、鍼の徐疾浅深、光などがキーワードである。 氣について理解を深める情報が満載の篇である。 ※『霊枢講義』京都大学付属図書館より引用させていただきました。 ※以下に書き下し文、次いで足立のコメントと...
2020/06/08 | category:黄帝内経 霊枢
邪気臓腑病形に記される氣のこと 本篇では望診・脈診・尺膚診に関する記述が登場します。 これら診法の比較からも、氣を理解するヒントにもなるのです。 ※『霊枢講義』京都大学付属図書館より引用させていただきました。 ※以下に書き下し文、次いで原文を紹介。 ※現...
2020/06/06 | category:黄帝内経 霊枢
これまでのあらすじ 前回「小鍼解」は鍼治の微妙、調気とはなにか…といった内容でした。 今回は邪気臓腑病形篇、かなり重要な内容です。 構成上、2つの記事に分割して投稿します。 前半は衛気営気とは関係ありません。どちらかというと病伝に関する内容です。 病伝に関...
2020/06/04 | category:発表資料
『医道の日本』6月号が発刊されました。 オンライン東医診療の記事リリース 今月号には、【緊急企画】新型コロナウイルス感染症と鍼灸治療 第2弾に 当会東京チームの若林理砂先生の記事が掲載されました。 写真は『医道の日本』6月号より引用 『SNSを利用したオン...
2020/06/02 | category:黄帝内経 霊枢
小鍼解のあらまし 小鍼解第三では九鍼十二原の各言葉についてヒントを提示してくれている篇である。 氣に対する鍼、その心得を漠然ながらも表現してくれていると言ってよいだろう。 氣を最もよく表現している言葉が「有るがごとく無きがごとく」である。 「有るようで無い...
2020/06/01 | category:黄帝内経 霊枢
これまでの経緯 前回は『霊枢』九鍼十二原第一の書き下し文を一部紹介した。 その目的は「衛気と営気を理解する」こと、そして「衛気と営気を理解した上で診法と鍼法を理解する」ことである。 当会が主張する「診法と鍼法の一致」、衛気タイプの鍼灸師、営気タイプの鍼灸...
はじめに 鍼道五経会の流儀のひとつに「鍼法と診法の一致」すなわち【診鍼一致】【診鍼一貫】がある。 過去に『医道の日本』6月号ではそのような趣旨の投稿をさせていただいた。 「診鍼一致」を分かりやすく伝えるために、鍼灸師を衛気タイプ、営気タイプ、血タイプな...
2020/06/01 | category:鍼の道
本来の三密も知っておくべき 新型コロナ対策の影響で、三密という言葉がずいぶんメジャーになりました。 でも、本来の三密とはどのようなものか?意外と知られていないと思います。 そもそも三密とは、密教に伝えられる教え・行の一つです。 身密・口密・意密をもって三密(...
2020/05/30 | category:瘟疫論
これまでのあらすじ いよいよ本章で上巻の最終章です。 冒頭文、補瀉を用いるも、先後、多少、緩急をいかに使い分けるべきか? これは鍼灸治療であっても、急性病であっても、慢性病であっても同様に大事なことです。 本章のテーマは「乗除」。瘟疫の診断と治療における“掛...
これまでのあらすじ 前回は「脈証不応」、脈と証(症状)の情報が合わないという非常に臨床的な内容でした。 脈と証が合わない…これは一見したところ、逆証(難治・不治)なのですが、そうではない可治のケースもあります。 そして脈と証の不一致は、瘟疫でなくても意外と普...
これまでのあらすじ 前章「脈厥」から「脈証不応」をテーマとした内容が始まっています。 脈診を重視する治療家にとっては必見の内容です。 脈と証の不一致は、前回記事でも書いたように疫病でなくても意外と臨床でよくみられる現象でもあります。 個人的には、瘟疫論、温病...
2020/05/29 | category:瘟疫論
これまでのあらすじ 前回は虚実の先後、治法の先補後瀉、先瀉後補がテーマでした。 急性熱病の治療でなくとも意識しておきたい内容でしたね。 六分の補法、七分の泻法といった言葉が使われていましたが、これは普段の鍼灸治療でも補瀉を始めとする各種の診法を組み合わせてい...
これまでのあらすじ 前回と前々回は二便がテーマでした。病位が太陽腑・陽明腑に移ることでどのような症状が現われ、どのような治療法を選択すべきか?が勉強になったと思います。 今回は虚実の先後がテーマです。 先補後瀉という言葉は、鍼灸師にとっては見慣れたものだと思...
これまでのあらすじ 前章は大便がテーマでした。腸胃に実熱の邪が蓄積することで、前章記載の諸症状が見られます。注意を要するのは、下痢とみて安易に補法を選択しないことです。 特に陽明腑に本位を置く急性熱病にはこの選択は致命的といっても過言ではないでしょう。 さ...
これまでのあらすじ 前回までは薬理論がテーマでした。 本章は大便が主役です。 二便のうち大便の情報は、陽明腑の状態を知るためにも必須のテーマです。 熱結傍流、協熱下利、大便秘結、大腸膠閉といった症状・症候について詳しく学びます。 (写真・文章ともに四庫醫學...
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