伝統医学の一貫性と多様性を学ぶことで道理に至る
2022/06/22 | category:発表資料
東垣鍼法を知っているか? 2022年6月号『中医臨床』に論考を寄稿いたしました。『東垣鍼法から陰火学説を考える(前篇)』と題して、李東垣の陰火学説に関する考察を述べています。 東垣鍼法は『鍼灸聚英』(明代 高武)や『鍼灸大成』(明代 楊継州)に掲載されてい...
読む
2022/06/22 | category:会外講演
第三部なのに診法潮流!? 2022年6月19日(第三日曜日)軒岐会さんのオファーを受け外部講座【臨床の精妙な脈診 -診法潮流-】を行いました。 サブタイトルは第二部っぽいのですが、軒岐会さんで行う脈診講座はこれで第三部となります。 第一部は「脈診の多...
2022/06/16 | category:難経
難経 三十二難のみどころ 本難では心肺の二臓を説きつつ、栄衛について論じている。 なぜ心肺の二臓だけ膈上にあるのか? 他の臓腑はみな膈下に在るのに。仲間外れではないか?という問いから本文が始まる。 膈は浄不浄を分ける機関であり、特に君主と宰相に...
2022/06/15 | category:難経
難経 三十一難のみどころ 先の三十難では栄衛相随が一つのテーマであった。そして本難三十一難では三焦がテーマとなる。一見関係のなさそうなテーマにみえてその実、絶妙に繋がっていることに『フーム…』と思わず感嘆の声が出る三十難と三十一難である。 『難経』にお...
2022/06/15 | category:脾胃論
脾胃論 三焦元氣衰旺のみどころ いよいよ東垣鍼法の締めくくりです。 『脾胃論』中巻の三焦元気衰旺では少ない文章ながらも、三焦を元気を対象とした論が展開されています。 本論に関する考察も「東垣鍼法から陰火学説を考える 後篇」(『中医臨床』2022年9月...
2022/06/09 | category:会外講演
またまたやらせていただきます!脈診特別講義 【外部講義のお知らせ】です。 「臨床での精妙な脈診 -診法潮流-」と題して脈診の特別講義を行います。 伝統医学にはいくつかの脈診法が伝わっています。 それら複数の脈診法をいかに組み合わせて治療に役立て...
2022/06/08 | category:脾胃論
脾胃論 陰病治陽 陽病治陰のみどころ 本章では『内経』に記されている陰陽の法則を基盤に鍼治法が構築されています。『内経』の陰陽論に忠実に、且つその時の病態を治療すべく工夫した李東垣の姿勢が記されています。 本論の内容は「東垣鍼法から陰火学説を考える 後...
2022/06/03 | category:脾胃論
脾胃論 胃氣下溜五藏氣皆亂其為病互相出見論 の読みどころ 『東垣鍼法を理解するために…』企画の第4弾記事は『脾胃論』の胃氣下溜五藏氣皆亂其為病互相出見論です。本論は非常に興味深く且つ難解な内容だといえます。 中でも『霊枢』にある鍼法概念「同精」「導氣」が李...
『脾胃論』中巻 脾胃虚弱随時為病随病制方 のみどころ ・李東垣が提唱した陰火学説および陰火病態を理解しよう! ・李東垣は治療に鍼を用いており、その鍼法の深意を理解しよう! …と、この二点がこの記事の主旨です。 すでに原稿は書きあげ、めでたく『中医臨...
脾胃論 飲食労倦所傷始為熱中論 のみどころ 東垣鍼法について調べよう!と思い立ち、最初の記事を書いたのが2021年7月の『脾胃論の「凡そ治病、當に其の所便を問うべし」』でした。 あれからほぼ一年…。 ようやく形になり、めでたく『中医臨床』2022年6月号...
Menu
HOME
TOP