伝統医学の一貫性と多様性を学ぶことで道理に至る
2025/09/04 | category:香川修庵(修徳)
一本堂の視背について 背部を診察する技法は、鍼灸師では背候診といい、背部兪穴の状態を触知することで、臓腑のコンディションを知る法です。この背候診を用いた情報の読み取りは、背部兪穴の配列に依ります。対する湯液家流の香川先生はいかなる視背(背候診)を論ずるのでし...
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『一本堂行余医言』について 一本堂の流儀では、腹診を六診の要としています。本章では腹診の細かな作法を記しています。しかし、腹診と呼ばずに「按腹」と称している点も興味深いです。本章には“按摩”の要素を以て按腹を説している点にも注目すべきなのでしょう。 ※...
『一本堂行余医言』に記される脈診 香川先生の説く脈診論とはいかなるものか?様々な脈診法を学ぶ者として興味津々ですね。 とくに六診の中でも「按腹が最要」であるとする香川一門ではどのような脈診を位置づけていたのか?についても注目しておきたいところです。それでは...
『一本堂行余医言』について 六診の3番目に紹介されているのが聞声(聞診)です。本文にもあるように、声を聞き分けるだけが聞診ではありません。患者さんが発する生理活動の音を聞きとるだけでも、病位を判断するヒントになることもあります。 本章では、聞診について実に...
『一本堂行余医言』問証について 六診において、望診の次に位置する問証(問診)です。当会では脈診腹診の二診合参、脈腹背の三診合参と、切診を中心に診法技術を磨いていますが、実は診断において最も重要な役割を果たすのが、この「問診」といえます。 なぜなら「問診」に...
四診ではなく六診 本シリーズ記事では、香川修庵先生が伝える診察の術について紹介します。東洋医学では望診・聞診・問診・切診を総称して四診とします。香川一門では、この四診にさらに二診を加えて六診を診候の術としています。「自我作古」の一本堂先生らしい診法構築ですね...
『一本堂行余医言』の著者、香川修庵について 『一本堂行余医言』という書は、かの香川修庵(1683-1755年)によるものだと言われています。 香川先生は、その名を修徳、字を太冲、号を修庵、堂号を一本堂としたとのこと。彼は儒学を伊藤仁斎から、医学を後藤昆山か...
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