鍼薬双修2025を受講して

論より証拠・受講者の声

『鍼道五経会の講座って、難しい話ばっかり聞かされるのでは?』
『古典を読んでいて、ホントに治療の腕が上がるの?』と、不安に感じる人は多いでしょう。
ということで、なによりも雄弁な受講された学生さんの言葉を読んでください。

まずは東京講座【鍼薬双修】を受講した女性鍼灸学生さん(2025年3月に鍼灸専門学校を卒業)の感想を紹介しましょう。

『行こう!まだその時ではない…』と脳内会議

私が鍼道五経会の門を叩いたのは専門学校3年生になった4月のことでした。
それまで、学校の先生からご紹介していただいたいくつかの勉強会には参加していました。PTの方から運動器系を教わる会や、『黄帝内経』を読む会など。現代鍼灸にも伝統鍼灸にも興味のあった私はいずれも楽しく参加していましたが、座学だけだったため、実技の時間もある勉強会にも参加したいと思っていました。

実は体験参加してみる1年近く前から五経会の存在は知っていて興味がありました。しかし「古典をじっくり勉強しているようだけれども年度の途中から参加してよいのか?」と気後れしてしまい、問い合わせをすることができずにいました。
とはいえ、実技の時間もあるようだし、もう少し勉強ができるようになった頃に募集があれば入会してみたい、と漠然と考えていました。

「クローズドな勉強会かもしれない」と相変わらず言い訳をしていた春、新規メンバー募集のお知らせがありました。これで自分に言い訳をできなくなってしまいました。学生も受け入れているなら、“中級者以上のクローズドな勉強会”ではないでしょうから……。
勉強できるようになった頃なんていつになることか分からないけど、学生なら知識不足の言い訳自体は成り立つのではないか……(この件は、入ってみて足立先生や先輩方の膨大な知識量を前に、学生云々ではなく勉強し続けることの必要性を感じることになったわけですが)。
そして「鍼薬双修」というテーマ。
漢方のことは全然勉強したことはなかったものの、以前から関心はありました。そのため、“鍼灸師は湯液を処方できなくても、知識は必要”というコンセプトがとても魅力的に響きました。

こういったセルフ言い訳と説得の攻防の末、体験参加に至りました。

実際に参加して、ヒヨコ鍼灸師が感じたこと

何かに新しく参加するときは得てしてそういうものだとは思いますが、実際に参加してみると自分がやたらと高いハードルを設けていたことを実感しました。特に、先輩会員方がやさしく迎えてくださったこと、同時に体験入会した仲間がいたことは継続して参加することを前向きにしてくれた要因です。
もちろん、教わる内容が簡単ということはありませんでした。足立先生の膨大な知識量に食らいつくにはどこから手をつけたものか未だに分からないですし、やっと免許を取れたばかりのヒヨコ鍼灸師としては実技も「これでいいのかな?」と先生や先輩の顔を窺いながら手を動かしている状態です。
ただ、今の自分の精一杯をぶつければ、今の私のレベルに合わせたヒントを提示していただけます。考えることを促され、それまでの自分では思い至れなかったことに気付けることは、ただ答えを教わるよりも身になるのではないかと感じています。


【写真:脈診実技の大谷先生。大谷先生が治療する姿からは、鍼灸が好きなのだという気持ちが伝わってくる】

もっと有体に言えば、自己効力感が高まる勉強スタイルであり、ヒヨコ鍼灸師が自信を持って証を立て、施術する土台もなっています。

鍼道五経会の特徴は “広さ” にあり

そんな私の心境の変遷についてはさておき、実際に足を運んでみて鍼道五経会の特徴と感じたポイントを挙げます。
第一はやはり、実技が特定の流派に限定されない点にあると思います。実は、私が惹かれたポイントの一つだったりします。免許を取ったばかりだからこそでしょうか、一つの流派に絞りきる勇気がなく、学校で習った中医や経絡治療、現代鍼灸のミックスでも許される度量の広さに安心を覚えました。もちろん、脈診や腹診などには五経会の定番スタイルもありますが、むしろ幅広さと奥深さを感じられ、興味深く学んでいるところだったりします。
第二は、五経会のテキストはすべてWEBサイト上にあります。なので、パソコンやタブレットを持参したり、印刷したものをバインダーに綴じたり、人それぞれのスタイルで参照しています。
『テキストやレジュメが配られる?』『今時はPDFで共有?』なんて想像していた私は、あまりにオープンなスタイルに驚きました。でも考えてみれば近代以前の古典ですから、原文はそもそも全範囲参照フリーなんですよね。
足立先生は解釈のヒントは示されますが、実際に解釈するのは個人に委ねられる(もちろん擦り合わせもあります!)からこそ、ワールドワイドウェブに開かれているのでしょう。修行不足の私は、先生や先輩方のガイドがなければ「なんとなく分かるような……いややっぱり分かってないだろうな」という状態です。でも、先達が考え巡らせた文献がこれだけ沢山あって、これから学べると思うとワクワクしませんか?

講座以外の時間も温かくも熱い!

学習と直接の関わりはありませんが、お昼や打ち上げの「和気藹々ときどき白熱議論」もはずせないポイントです!
もちろん強制ではありませんが、次の日早くて参加できなかったりしたときは結構本気で悔しいくらい月一のお楽しみだったりします(東京会場の戸越銀座は美味しいものがたくさんある商店街ですしね!)。

あれこれ書きましたが、実際に参加してみていただくのが一番だと思います!前述のとおり、興味があったにもかかわらず1年近く問い合わせられなかった私が言えば少しは説得力があるでしょうか?
同じように足を踏み出せないでいる方の勇気につながれば幸いです。

大谷 友美先生(湘南医療福祉専門学校 2025年3月卒業、現在は、筑波大学理療科教員養成施設にて教員を目指しつつも、ハリトヒト。鍼灸院にて、臨床経験を積んでいる。)

いかがでしょうか?この体験談に共感を覚える人も多いと思います。

勉強会に参加する前の葛藤、そして新しい環境に飛び込む際の思い切り、そして「今の自分の精一杯をぶつければ」得るものがある…といいった実際の体験談は誰もが共感できるものではないでしょうか。

この方は今も当会に所属し、彼女自身の学術を磨いています。地道にコツコツと自己研鑽を続けることで、今後の鍼灸界に大いに貢献してくれることでしょう。

この体験談から勇気をもらえた方は下記メールフォームからお申込みを!

    鍼道五経会 足立繁久

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