伝統医学の一貫性と多様性を学ぶことで道理に至る
2025/04/13 | category:診病奇侅
日本の腹診術を見直す 改めて腹診を学ぶべく、日本腹診の要訣を収集した『診病奇侅』について紹介します。腹診は日本で発展した診察技術です。実に多くの医家たちが腹診についての教えを残しています。 まずは『診病奇侅』の序文から読んでいきましょう。 ※...
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2024/12/15 | category:臓腑経絡詳解
陰脈の海、任脉について 督脈に続いて任脈について紹介です。任脈に関しても「詳解」ではなく概略紹介になります。任脈は「陰脈の海」とも呼ばれます。本章では、その理由として「諸陰の総任」としても記されています。詳しくは本文を読んでいきましょう。 ...
陽脈の海、督脉について 正経十二経が終わったところで、お次は督脈について記されています。残念ながら本書の名にある「詳解」とはいきませんが、督脈の概略が記されています。 督脈は「陽脈の海」とも呼ばれます。本章では、その理由として「諸陽の都綱」としても記されてい...
2024/12/13 | category:臓腑経絡詳解
終わりにして始まり 六臓六腑・十二経脈について詳解してくれていた本書もこれで最後の肝臓・肝経にたどり着きました。しかし、経絡というのは“如環無端(環の端の無きが如し)”であり、終わりは始まりでもあります。この点にも本章では随所で示唆しているように感じます。では...
胆の腑と胆経について勉強し直そう! 胆の腑と経脈の章に入りました。胆の腑は他の臓腑に比べて特殊な面があります。六腑に分類されながらも、奇恒の腑にも属します。 鍼灸学校の勉強では、胆経といえば『経穴数のやたら多い経脈…』という印象が強い経脈ですが、ここは胆腑...
三焦はミステリアスな存在 三焦といえば「名有りて形無し(有名無形)」という言葉を連想します。 そもそも『内経』『難経』には、三焦の性質や機能を表わす言葉に「中瀆の腑(本輸篇)」「孤の腑(本輸篇)」「水穀の道路(三十一難)」「原氣の別使(六十六難)』などがありま...
2024/12/08 | category:内藤希哲
江戸期の俊英 内藤敬哲の医書『医経解惑論』から「見病知源の論」を紹介します。この章は“病の源を把握する”ための極意を記しています。 『傷寒論』の根底にある治病と病源を診るための真意を、『素問』『霊枢』の理をもとに説いているのが本章です。 私自身、臨床に出て...
2024/12/01 | category:内藤希哲
江戸期の俊英 内藤敬哲の医書『医経解惑論』から、仲景立六経大意の論を学びます。 ※『医経解惑論』京都大学付属図書館より引用させていただきました。 ※以下に書き下し文、次いで足立のコメントと原文を紹介。 ※現代文に訳さないのは経文の本意を損なう可能性があるた...
2024/09/28 | category:杉山流
『杉山流三部書』のうち『医学節要集』には、杉山流医学の生理学が記されているとして、当会講座『医書五経を読む』でテキストとして使用したことがあります。 江戸期の古流派とはいえ、現代の日本鍼灸の基盤ともなっているのが杉山流鍼術です。その杉山流のテキストに記されて...
2024/09/27 | category:杉山流
『杉山流三部書 医学節要集』には、杉山流医学の生理学が記されており、当会講座『医書五経を読む』でもテキストとして使用したことがあります。 杉山流医学は明代医学を多く取り込んだ形跡も窺え、伝統医学・伝統鍼灸を学ぶ鍼灸師は目を通しておくべき医書と言えます。 本...
『杉山流三部書 医学節要集』には、杉山流医学の生理学が記されており、当会講座『医書五経を読む』でもテキストとして使用したことがあります。 杉山流医学は明代医学を多く取り込んだ形跡も窺え、伝統医学・伝統鍼灸を学ぶ鍼灸師は目を通しておくべき医書と言えます。 食...
2024/09/26 | category:杉山流
『医学節要集』の記事、「腹の見ようのこと」について、前半と後半に分けて紹介します。「腹の見ようのこと」とは、文字通り“腹診”について記されています。前回の「腹の見ようのこと・前半」では、杉山流腹診の基本的な情報として、陰陽や腹診の配当についてのみ記されていまし...
『医学節要集』の記事、「腹の見ようのこと」について、前半tの後半に分けて紹介します。「腹の見ようのこと」とは、文字通り“腹診”について記されています。杉山流ではどのような腹診法が用いられていたのか?これもまた興味津々です。 腹の見様のこと・前半 ※画像...
2024/09/25 | category:杉山流
『杉山流三部書』のうち『医学節要集』には、杉山流医学の生理学が記されているとして、当会講座『医書五経を読む』でテキストとして使用したことがあります。 明代医学を多く取り込んだ杉山流医学を理解するためにも、学んでおくべき医書と言えます。ということで第二章「後天...
2024/09/24 | category:杉山流
杉山流の鍼書は数多く残されています。その中でも『杉山流三部書』と呼ばれる医書があります。『医学の大概集』『医学節要集』『選鍼三要集』の三書です。 中でのこの『医学節要集』には、杉山流医学の根幹となる生理学が記されています。杉山流医術を理解するためにも、学...
2024/08/25 | category:内藤希哲
水法を再考する 江戸期の俊英 内藤敬哲の医書『医経解惑論』から、約與水法を学びます。水を与える(與水)法は五苓散の条文(太陽病中編・71)に登場しています。「水を少しずつ与えること(少少與飲之)」の真意を改めて考える重要な章であります。 『傷寒論』には、この...
2024/08/07 | category:内島保定
五苓散について学ぼう! 五苓散ネタの一つに「二日酔いに効く漢方(の一つ)」として巷の情報にありますが、その理由(機序)もよく理解しておく必要があるでしょう。 ・五苓散の守備範囲 ・対象とする邪の性質 ・邪を追い出す出口 これらを明確にすることで、五苓散の方...
2024/08/07 | category:内藤希哲
表病に裏滞(痰飲)を挟む五苓散証 『傷寒雑病論類編』(1819年刊 内藤希哲一門)に記載される五苓散についてみてみましょう。本書において五苓散は「太陽病夾痰飲者治法」に記載されています。内藤希哲は、太陽病に裏滞を挟むケースとして「裏滞表病」といった鑑別を行って...
2024/08/06 | category:内藤希哲
『医経解惑論』の約滲法について 江戸期の俊英 内藤敬哲の医書『医経解惑論』から、滲法について学びます。滲法とは聞き慣れない言葉かもしれません。利水・利尿といえば理解しやすいでしょう。 鍼灸の現場でも、利水を加味して治療を組み立てるシーンは多々あります。それだけ...
2024/07/17 | category:内島保定
『古方節義』(1771年 内島保定)の調胃承気湯についてみてみましょう。 ※『(経験)古方節義』京都大学付属図書館より引用させていただきました。 ※以下に書き下し文、次いで足立のコメントと原文を紹介。 ※現代文に訳さないのは経文の本意を損なう可能性があるた...
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