伝統医学の一貫性と多様性を学ぶことで道理に至る
2020/09/19 | category:難経
栄衛に対する刺法まとめ 春夏と秋冬における浅層・深層に対する刺法(七十難) 栄気層と衛気層に分けた刺法(七十一難) 経脈の往来に言及しつつ表裏・内外の調気方(七十二難) と、表現や視点を変えながらも、七十難~七十二難にかけて一貫して栄衛に対する刺法...
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2020/09/12 | category:難経
迎随とは 鍼の補瀉技法の一つとして知られる迎随が本難の主テーマです。 迎随補瀉は鍼灸学校でも教わる補瀉技法のひとつ。比較的ポピュラーな鍼の補瀉法だと言えるでしょう。 その方法が経脈の流れに沿うか否か…なので覚えやすいというメリットがあります。 しか...
その鍼は栄に効かせている?衛に効かせている? 栄衛に対する刺法が本難には記されています。 栄気に対する鍼と衛気に対する鍼は区別されるべきであるのは言うまでもありません。 ちなみに難経における栄気衛気の情報は難経三十難にあります。 余談ながら当会...
2020/09/11 | category:難経
栄衛を知ることの意義 栄衛の違いを知ることは栄気・衛気の性質を詳しく知ることである。 鍼の技術を向上させるには栄気・衛気を把握し 「どの気の層に鍼をするのか?」を意識することは必要である。 そのために衛気・栄気を理解しよう!というのが、本サイトで素...
2020/09/10 | category:難経
季節・四時を理解する意義とは? 難経の鍼法の中で、七十難では四時(四季)に応じた刺法について説かれています。 四時における刺法という点では『霊枢』本輸篇や四時気篇がありますが、 これらで説かれている刺法よりも、七十難ではとてもコンパクトにまとめられている...
2020/09/09 | category:難経
十五難は四時の脈 四時とは四季、春夏秋冬をいいます。四季折々に応じた脈状がある。というのは鍼灸学校でも習うかと思います。 春には春の脈、夏には夏の脈、秋には秋の脈、冬には冬の脈…。 この四時の脈は『素問』平人気象論にも詳しいです。 このように季節に...
2020/07/04 | category:難経
【奇経を学ぶシリーズ】の難経編も5回目である。 二十九難では奇経病がテーマである。 特殊なルートとして知られる奇経であるが、その特殊な奇経に異常が起こるとどのような事態になるのだろうか? 各奇経の特性や流注を把握した上で、奇経の治療にあたるべきであろ...
【奇経を学ぶシリーズ】の難経編も4回目。 今回の二十八難は奇経の役割・機能に強調した内容である。 ※『難経本義』京都大学付属図書館より引用させていただきました。 ※以下に書き下し文、次いで足立のコメントと原文を紹介。 難経二十八難の書き下し文 二...
【奇経を学ぶシリーズ】の難経編、3回目となる二十七難である。 二十七難では奇経と正経との関係性をはっきりと明示している。 ※『難経本義』京都大学付属図書館より引用させていただきました。 ※以下に書き下し文、次いで足立のコメントと原文を紹介。 難...
【奇経を学ぶシリーズ】の難経編がスタートした。 前回二十三難に続き、今回は『難経』二十六難。 二十六難に登場する奇経は陰蹻脈・陽蹻脈である。 しかも、その絡脈であるという。 蹻脈は奇経の中でも特殊な存在であることは、『十四経発揮』にも二十三難に...
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