イラストでみる鍼灸師のタイプ別

鍼灸師・4タイプ

当会では鍼灸治療を5つに分けており、鍼道五経の所以としています。
分かりやすく表現としては、鍼灸師を以下の4タイプを分類して説明しています。

1、衛気タイプの鍼灸師
2、営気タイプの鍼灸師
3、水タイプの鍼灸師
4、血タイプの鍼灸師
(5つめはナイショ…です)

※以上のタイプは鍼灸フェスタ2019で発表したもので、当会が2018~2019年から提唱しているものです。(古典文献には記載されてないと思います)

鍼術・鍼法に優劣や是非はない

日本の鍼灸界には実に様々な鍼術・鍼法があります。分かりやすい対比として、以下のような例が挙げられます。
「少数鍼」と「多数鍼」どちらを選ぶのか?
「繊細な鍼」と「響かせる鍼」どちらを選ぶのか?

当会では『多数鍼が悪い』『少数鍼が特殊な技だ』などと決めつけていません。同じく「繊細な鍼と強い鍼の間に優劣はない」とみています。

もちろん『患者さんの体質に合わせた刺激量と手法の選択』だけで結論づけることも十分ではありません。
技術者として眼を向けるべきは、それぞれの技術・鍼術に背景にある理です。

多数鍼と少数鍼ではそれぞれが効かせる対象が異なると考えます。同様に「響かせる鍼」「やさしい鍼」も同じ。
治療の対象が異なるから、技術も治療体系も、そして評価基準すらも異なるのは当然のことです。

イラストでみる鍼灸師4タイプ

…と、いろいろ書いても分かりにくいかと思いますので、鍼灸師の4タイプの特徴をイラストにしてみました。


illustrated by Yumiko Hujikawa

もうちょっと詳しい説明はコチラ「あなたは衛気タイプ?営気タイプ?それとも?」

鍼師は鍼の技術を磨くだけでは不十分

鍼術・鍼法の違いは単なる“クセ”や“好み”で片づけられる問題ではありません。
(詳しくはコチラ「鍼灸師のタイプと好み」

自分の特性を正しく理解し、自分に適した鍼術・鍼法を実践すべきです。
となると、鍼術・鍼法に則した治療方針を立てないといけません。そのためには治療学だけでなく、病理学を学ぶ必要があります。

加えて、治療するためには必要な情報を集める必要があります。いわゆる四診ですが、これも鍼法に適した診法があります。
鍼法と診法には相関関係があるのです。これを理解せずに四診を行っても、正しく合参することはできません。

当会では「診鍼一貫」を意識した鍼灸治療を行うべく、多様な鍼と多様な人体観を日々学んでいます。
堅苦しい話はここまでとしまして(笑)
もし一緒に楽しく鍼の道を探求したい!と思う方はコチラのメールフォームからご連絡ください。

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