伝統医学の一貫性と多様性を学ぶことで道理に至る
2020/07/01 | category:脈診のはなし
当会では脈診の指導に力を注いでいる。 当会独自の脈診法や運用法や練習法はいくつかある。(『脈診の先入観』を参照のこと) この脈診三機もそのひとつ。 とはいえ、この「脈診三機」は2017年の日本伝統鍼灸学会(金沢大会)にて少し発表したものなので、秘...
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2020/06/16 | category:脈診のはなし
脈診に対する先入観を問う 当会では脈診の指導に力を入れている。 写真:鍼道五経会の脈診実技風景 理由は単純明快、脈診は信頼できる診法であるからだ。 しかし現場で使える脈診とするには、いくつかのステップをクリアする必要がある。 脈診の知...
2019/03/02 | category:脈診のはなし
鍼道五経会の足立です。 東洋医学独特の診察法に脈診があります。 脈診は中国医学、インド医学、またアラブ医学にも行われたようですが、 脈診法の豊富さ、その発展は今の日本に伝わる鍼灸医学の誇るべき点ともいえるのではないでしょうか。 脈に神有るを貴ぶ...
2019/02/26 | category:脈診のはなし
鍼道五経会の足立です。 脈診や腹診、望診を日々の診察診断に用いる先生は多いと思います。 今回の記事は脈診と腹診と望診の違いについて私見を述べてみます。 脈診と腹診と望診の違い 望診は気色を診る診法です。 ※ここでは姿勢や形体の肥痩を診る望診は...
2018/10/04 | category:脈診のはなし
鍼道五経会の足立です。 シリーズ「死脈を考える」について書くのはどうやら11ヵ月ぶりのようです。 前回の「死脈を考える4 胃の気と脈」については2017年11月に投稿しています。 死脈を考えるシリーズを復習される方はご覧ください これまでのあらすじ...
2018/07/24 | category:脈診のはなし
鍼道五経会の足立です。 夏は生き物の季節です。 私は生き物、特に昆虫が好きですが、よく見つけ、よく捕まえます。最近では虫と遊ぶことを昆活とも呼ぶらしいですね。 今回はこの数年間、撮りためた蔵出し写真と私の経験を紹介します。(ただ虫の写真を載せたい...
2018/06/22 | category:鍼の道, 脈診のはなし
中国医学思想では5と6の相性が非常に良いと感じています。 各数字と人体観・生命観が対応するのは以前記事に書いた通り。(コチラを参照のこと「多層的人体観鍼道五経会の追窮する鍼灸」) 1〜9の数字の中で、5と6の数字観は重なりあっていることが多いです。 この意...
2018/06/21 | category:脈診のはなし
鍼道五経会の足立です。 今回は個人的な脈診に関する見解を書きます。普段、私は脈診をこのように使っています…ということで 脈を診る際の三要素 脈診には3つの要素があると考えています。 一つ目は脈位 二つ目に脈力 三つ目が脈状です。 ...
2018/05/28 | category:脈診のはなし
鍼道五経会の足立です。 前回は「脈診の基準は50拍?」と題して、脈を五十至まで診ることの重要性とその意味について書いてみました。その意味とは「臓気を診る」ことでしたね。(詳しくはコチラ) しかし、せっかくなので寄り道して経脈の流れと時間の切り口から...
2018/05/17 | category:脈診のはなし
鍼道五経会の足立です。 「東洋医学には数字の概念が重要である」 師 馬場先生の言葉より 五十という数字は素問、霊枢、難経において重要な数字のひとつです。 なぜ脈診の基準に五十至を提唱したのか? 『霊枢』根結第五では次のような記述があります。 「い...
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