伝統医学の一貫性と多様性を学ぶことで道理に至る
2021/09/08 | category:鍼の道
治と診は互いに包括する 個々の流儀やその段階にもよるでしょうが「鍼は治八分観二分、脈は治二分観八分」が良い。 (※これは私の造語ですので、調べてもたぶん出てこないと思います。) これはもちろん私見であります。 が、鍼灸というものは医学でありますが、...
読む
2021/08/31 | category:鍼の道
交会穴は三陰交だけではない 思うところがあって、各経の交会穴を調べることにしました。複数経脈が交会する経穴というと、三陰交や関元(三結交)、百会(三陽五会)が有名ですが、他にも交会穴はたくさんあります。 ということで、交会穴を整理して挙げたいところです...
2021/05/18 | category:鍼の道
「鍼灸師のお仕事って、治療だけじゃないんですよ」 先日、そんな話を学生さんにしました。 「えっ?鍼灸師の仕事は治療では?」と、素直なリアクション(ありがとう)。 もちろんその問いは正しいのですが、治療は鍼灸師にとって仕事のホンの一部です。(もちろ...
2021/03/30 | category:鍼の道
如環無端の矛盾 鍼灸経絡学を学んでいくと「如環無端(環の端の無きが如く)」という言葉を目にすると思います。 経脈を扱う鍼灸師ならば知っておくべき言葉の一つでしょう。 「如環無端とはメビウスの帯のように途切れることなく循環する様子を言う」と私は教わりま...
2021/01/05 | category:鍼の道
鍼道五経会の流派 当会の鍼灸はどんな流派にあたるのか?ということについて言及しておこう。 当会の鍼灸はいわゆる伝統鍼灸・東洋医学系に類する鍼灸である。 明清代までの中国医学、江戸期までの日本の医学を主に学び、鍼灸治療に活かすことを当会勉強のテーマとし...
2020/10/31 | category:鍼の道
理想の鍼ってどんな鍼? 私見ながら理想の鍼(の一つ)とは「夢と現の間にある鍼」だと思っている。 もちろん理想の鍼の定義は鍼師によってそれぞれ異なるので一つの理想像として眺めてもらうと幸いである。 「夢と現(うつつ)の間」とは何ぞや?そう思う人も多いだ...
2020/10/13 | category:鍼の道
治療技術だけでは食べていけない…という言葉 「治療技術だけではダメ…云々」これは少し前の鍼灸業界でうんざりするほど耳に目にした言葉だ(笑)。 もちろん「治療技術だけではやっていけない」ことは確かである。だが逆もまた然りで「治療できないとお話にならない」...
2020/09/17 | category:鍼の道
あなたの鍼はチョッカンに依存していないか? 鍼灸や脈診を指導する立場にあると「直感」や「直観」という言葉を耳にすることがしばしばある。 「直感で判断する」といった使われ方であるが、私はこの言葉に強い違和感・抵抗感を覚える。 そもそも直観と直感を混...
2020/06/01 | category:鍼の道
本来の三密も知っておくべき 新型コロナ対策の影響で、三密という言葉がずいぶんメジャーになりました。 でも、本来の三密とはどのようなものか?意外と知られていないと思います。 そもそも三密とは、密教に伝えられる教え・行の一つです。 身密・口密・意密をも...
2020/03/29 | category:鍼の道
「戦術」と「戦略」という言葉はよく混同されやすいので、それぞれの違いを理解しておくことが大事です。 なぜなら治療にも「戦術」と「戦略」の考えは反映されるからです。 ※先生によって治療戦術と治療戦略の考え方に違いはあるでしょうが、ここでは鍼道五経会での考え方...
Menu
HOME
TOP