鍼灸婦人科「生老病死を学ぶ 2nd」新規メンバー募集中

先日の全日本鍼灸学会では「女性のミカタ」と題して女性疾患を主テーマにした学会発表が行われたそうですね。
さて、女性のミカタつながりで講座【生老病死を学ぶ】の新規メンバー募集のお報せです。

生老病死は鍼灸女性科を学ぶ

講座【生老病死を学ぶ】第2期が始まりました。

写真は生老病死を学ぶの講座風景、みんなでディスカッション中
真剣かつ自由な発言をお互いにシェアできるのが、当会の特徴です。

第2期からは鍼灸婦人科をテーマに月経・妊娠・出産・産後・閉経…と女性の生理学と病理学、そして治療学を主に学びます。

また、上記のできごとは婦人科だけの問題ではないので、小児科や男性科の知識も織り交ぜて講義を行う予定です。

婦人科疾患を主に治療される方、例えば不妊鍼灸マタニティ鍼灸産後ケアに鍼灸を取り入れる方、またその予定がある方は東洋医学としての婦人科を深く理解することをお勧めします。
女性の体質や症状に対する視野が広がりますよ。

受講者の声

『講座を受けたらどう変わるの…?』と具体的にイメージしにくいは方は、まず受講された方のご意見を参考にしてみてください。

まずは女性鍼灸師の先生のご感想から

【生老病死を学ぶ】第2期を受講した感想。
まず、一言で言うと「楽しい」です。自分自身も女性ですし、日頃から女性の方の施術をさせていただいているので、女性の身体や心の変化などは、解っているつもりなのですが、
やはり、まだまだわからないことも多いです。私は特に「中医学的に何でこうなるの?女性の身体はどうなってるの?」と疑問がありました。受講する中で、女性の月経に、密接な臓腑がいくつもあることを知りました。
それを知ることで、私の治療方針が断然に変わりました。鍼の補瀉や、どこから鍼をしていくか…などを考えるようになりました。そして患者様への説明もやりやすくなり、養生や治療計画を以前より明確に説明出来るようになりました。
まだまだこれからも「解らない」を「解った」に変えていきたいと思います。最後になりましたが受講をお考えの皆様へ私は、鍼道五経会で受講するようになり
「鍼灸」が以前よりももっと好きになりました。
決して大げさに言ってません。

中医学とは無縁だった私が中医学を学ぶ事で
「鍼灸ってこんなに、楽しいんだ。」
と知ることが出来、本当に良かったと思っています。

確かに勉強は大変ですが、先生方がとても親切にご指導してくださいます。
「学びたい」と少しでも思った時は、是非、一度受講してみてください。
心よりお待ちいたしております。

結(むすび)鍼灸院 院長 森 裕子先生 (結(むすび)鍼灸院のサイト / 院長プロフィール

次に夫婦で鍼灸整骨院を営む院長先生のご感想

僕は勉強会に参加する前は、婦人科の治療は腎を整えれば…とどこかで思っていました。
しかし実際に勉強会に参加してみると、そんな単純なことではありませんでした。

まず、月経について東洋医学的に分かっていなかった点が多いと気づかされました。
月経から分かる情報が活用できないと、本当にどういう体質なのかが分からないことを教えて頂きました。

そして、婦人科の治療はただ腎を整えるだけではありません。
五臓的にみて腎のほかにも肝や脾、さらには気血の虚実など、これらを全て考えた上で診断、治療をする必要性があります。

それだけ東洋医学で女性を診て治療するのは簡単なことではないことを、この勉強会に参加して大いに気付かされました。
この講座で学んだ事を活かして、あらゆる婦人科疾患に対応できる鍼灸師を目指します。

鍼灸整骨院かわい 院長 川合 真也先生 (鍼灸整骨院かわいのサイト / 院長プロフィール

女性鍼灸師の先生のご感想をもうひとつ

生老病死を学ぶを受講して

「何故その病態となり症状が出るのか?」を五臓六腑の働きとの気血水を用いて、とても分かりやすく教えていただけます。

教科書を読んで何となく理解していたつもりだったものが、足立先生の講座でははっきりと明確にイメージでき、今までのような勉強の仕方ではちゃんと身についていないことが分かりました。

そしてその症状が何故出ているのかがわかってくると、どうすれば治るのかが自然とイメージでき、
では「どうすればよいか?」まで学ぶことができます。

生老病死を受講してから、東洋医学や鍼灸の『なぜ?』が『なるほど!』に変わっていくのでワクワクしています。

講座内では脉診や実技、その他にも様々なエッセンスがあり色んなお話も聞けるのでいつも楽しみに受講しております。

女性鍼灸師  M先生

学ぶこと、知ることの「楽しさ」を当会の講座では味わうことができます。

そして現実を知る…臨床現場では教科書のように「単純なことではない」ことも実感できます。

しかし「なぜこのような現象が起こっているのか?」を考え理解できると
「どうすればよいのか?」解決方法を導き出すことができます。

この楽しく学び、現実を正しく把握することで、解決法を導くこと…これは臨床家・治療家にとって重要な体験です。
自分の鍼灸にいまひとつ自信が持ち切れない方は、この講座で学んでみてはどうでしょう。

鍼灸婦人科 第1回・第2回の内容

第1回の内容は「女性の体質とリズム」をテーマに講義と実技を行いました。

 女性の治療は男性に比べて10倍難しいとされているがその理由は?
 女性は3つの周期の影響を受けている
 月と海と女性の関係

…などなど

 実技テーマは「女性患者に対する治療時の配慮・その1 距離感」です

第2回の内容は「月経の原動力」をテーマに講義と実技を行いました。

 月経が起こるのはなぜ?
 三臓と月経の関わり
 月経中は女性の体で何が起こっている?

…などなど

 実技テーマは「女性患者に対する治療時の配慮・その2 空気を読む」です

「ただ腎を補えば女性の体質が調うと思っていたが、そんな単純な話ではない」
このような感想をいただいたのは嬉しい手応えです。

この言葉のとおり、実際の臨床ではもっと女性の体質を複層的にみる必要があるのです。

写真は生老病死を学ぶの講義風景、女性と子どもの体質を説明中。
写真では表情硬めですが、実物はもっと緩めです(笑)

より質の高い鍼灸治療を女性患者さんにお届けしたい先生、鍼灸学生さんは是非ご参加ください。
第1回第2回が始まっていますが、途中参加でもまだまだ間に合いますよ。

生老病死を学ぶに参加する方へ

【日 時】:6月19日・第3日曜日
※7月8月は第4日曜日(7/28と8/25)の開催となります

【時 間】:10:30~17:00
【会 場】:足立鍼灸治療院・・・南海高野線・千代田駅から徒歩8分
アクセスはコチラを参考にしてください。

【参加費】:初めての方は4,000円
【持ち物】:白衣、スリッパ、筆記道具

【講 師】足立繁久
次の世代の生み育てる女性に鍼灸師ができること(小児科編)(妊婦さん編)(育児ママ編
このような想いで小児科、婦人科を日々実践しています。

【定 員】10名
あと3名の空きがあります。

【申込先】:以下のメールフォームからお申込みください。
※記入されたメールアドレスにメールが届かないケースが多発しています。
複数のアドレス、もしくはTel情報を記入して申し込みください。

当日の連絡先・電話番号(必須)

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