伝統医学の一貫性と多様性を学ぶことで道理に至る
2023/01/15 | category:難経
難経 七十九難のみどころ 七十九難には『霊枢』九鍼十二原および小鍼解の語句を用いて補瀉法を説いている。しかし当然『霊枢』にはない『難経』独特の補瀉法として読み解くことが要求される。七十難から通して読むと分かると思うが、難経鍼法には扁鵲の世界観がふんだんに込め...
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2022/12/31 | category:講座情報
当サイト記事だけをみると、鍼道五経会というのは古文ばっかり読んで、お堅い連中の集まりかオタクの集まりか…と思われているでしょう。 もちろん、そのような一面も無きにしもあらず…ですが、宴・遠足・ピクニック・青空教室などのイベントも機会をみて行っています。楽...
当会では勉強で脳に汗をかいた後、打ち上げにて食された美味なるものの数々をゴケイメシと称し、宴を楽しんでおります。ということで、2022年のゴケイメシをふり返ってみましょう。 春の訪れ当帰鍋(2022.04) 知り合いの鍼灸師の先生から当帰をいただきました。...
2022/12/29 | category:発表資料
海蔵拨原法を知っているか? 「海蔵拨原法」という鍼法があるのをご存じでしょうか? 恥ずかしながら私はこの鍼法について、内容はおろかその名前すら知りませんでした。ただその名のカッコよさはインパクト十分、私の脳内に強く印象が残りました。それだけにどのような鍼法...
2022/12/23 | category:原南陽
原南陽の腹候のみどころ 原南陽の腹候(『叢桂亭医事小言』収録)には、腹診に関して概論的に記されている。しかし概論的とはいえ、実践的な要諦が記されている。前章の脈論と併せて習熟しておくべきであろう。とくにキーワードとなるのは「腹診と呼吸」「動気」「心下と水気の...
2022/12/16 | category:会外講演
2023年、脈診腹診特別講義のお知らせ 外部講座のお知らせです。新年明けての1月29日に脈診と腹診の特別講義を行います。主催は全国鍼灸マッサージ協会(JAMMA)さん。 下記タイトルのように「脈診」と「腹診」についての講座を実技を交えてレクチャーします...
2022/12/13 | category:講座・経絡の正奇双修
2022年ラスト回【経絡の正奇双修】をレポート 先日は東京講座【経絡の正奇双修】2022年のラスト回でした。 ということで12月の東京講座のようすをレポートします。 トップは「コロナ後遺症に対する鍼灸」 午前の部は東京メンバーの小幡先生による症例発表「...
2022/12/10 | category:原南陽
原南陽の医学観 前回「医学4」では「傷寒論医学の基盤となる気の動き」について詳述されていた。今回の「医学5」は産科に及ぶ。妊娠・出産の道理、そして世界に誇るべき江戸期の産科学の発展などについても紹介されている。 ※『叢桂亭医事小言』(「近世漢方医学...
原南陽の医学観 前回の「医学3」では古方派の有名人たちを紹介した。江戸期における傷寒論医学の再興である。今回の「医学4」ではこの傷寒論医学のベースとなる生理学・人体観について詳述されている。 むろん『傷寒論医学だから漢方のことで、鍼灸師には関係ない』なんて...
原南陽の医学観 前回の医学2では鍼灸や脈診、四診そして人の生死を知ることについて論じられていた。また印象に残るのが「古を学ぶを学者の要とす」という言葉である。まさに稽古という言葉そのものであるが、今回の内容も現代人の我々にとってはまさしく古を知る内容となって...
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