鍼灸と漢方薬を学ぶ講座【鍼薬双修】では新規メンバーを募集しています。
鍼灸師には漢方の知識も必要です
東洋医学において鍼灸と漢方は“車の両輪”だと言われています。
しかし多くの鍼灸師は漢方を知らず、漢方医のほとんどは鍼灸を知らないというのが現状といえます。これはとても両輪と呼べるものではありません。
それに実際の現場では、患者さんの中には漢方薬を服用している方も大勢います。患者さんがどんな漢方薬を服用しているのか?それを知るだけでも診断にとっての重要な情報となります。
どんな漢方薬を服用しているのか?
その漢方薬を服用して効いたのか?(どれほど効いたのか?)
あまり効かなかったのか?
たとえ、このような情報であっても漢方の理解すれば、治療方針を決めるヒントになるのです。
鍼灸治療の幅が広がる
鍼灸治療は五行をベースとした治療が得意です。しかし、もし五行治療だけだとしたら、それは単層的な鍼灸治療です。
対する漢方医学は六経病位をベースとします。このことを理解して、鍼灸治療に応用すれば、私たちの鍼灸の幅は大いに広がることでしょう。
鍼灸師ならではの漢方の勉強法
『鍼灸師が漢方の勉強をイチから始めるのはタイヘンそう…』
そう思う人もいるでしょう。
しかし当講座では、鍼灸師ならではの学習法で漢方を学び、その理解を深めます。単なる漢方豆知識ではなく、鍼灸の臨床につながる漢方の勉強を行います。
写真:実際に生薬に触れる
写真:煎じた湯液(漢方薬)を服用して脈の変化をみる
写真:漢方薬の方意を理解し、鍼灸配穴を検討する
漢方・鍼灸の研究と臨床経験をもつ講師
講師は当会代表の足立先生が行います。
写真:講義を行う足立繁久先生(2023年10月の特別講義にて。右側は松田博公先生)
足立先生は鍼灸医学だけでなく、漢方医学の研究にも力を注いでいます。
また臨床においては、大阪大学付属病院 漢方鍼灸外来に勤務すること6年。
漢方鍼灸外来では、癌疾患・自己免疫疾患に苦しむ患者さんに対する鍼治療を担当しています。
また大阪大学大学院医学系研究科 先進融合医学共同研究講座が主宰する漢方オンライン講座(月一回開催)では、漢方を学ぶ医師・薬剤師の方々に、漢方医学の診法やカルテ(医案)をレクチャーしています。
鍼灸知識だけではなく多角的に伝統医学を追究することが鍼道五経会 東京講座です。
興味がある方は以下の情報を確認の上、メールフォームからお申込みください。
参加希望される方へ
当講座は東京にて第1日曜日に行います。
※祝日や学会などで日程を変更する可能性があります。
※必要によってオンラインに切り替えることもあります。
※5月6月は第三日曜日の開催となります。
[時間]は10:30から16:30まで
[参加費用]は6,000円です。初参加の方は4,000円です。学生割引もあります。
※継続して参加される場合は別途 年会費が必要です。詳しくはコチラでご確認ください
[定員]20名(あと10名の空きがあります)
[難易度]初級から参加できます(※途中からの加入も大丈夫です)
[持ち物]は勉強道具、治療道具
※実技に使用する治療道具について、ディスポ鍼などは当会で用意してます。使い慣れた道具の使用を希望する場合はご持参ください。
[当日スケジュール]午前に実技や課外授業、午後に座学を行いますが、当日の状況やそれまでの流れに応じて講座内容を変更することが多々あります。この点、予めご了承ください。
[会場]アシル養生堂(Studio Libra)(東京都品川区戸越1-20-11)
会場へのアクセスはコチラ。
会場への問合せは鍼道五経会にご連絡ください。
※講座に関する質問でアシル養生堂薬店に電話・メールすることの無いよう宜しくお願いいたします。
[お申込み]件名に「参加希望」と「参加する講座名」を明記のうえ、以下のメールフォームからご連絡ください。
※記入されたアドレスにメールが届かないケースが多発しています。
※大人の配慮として複数の連絡先を記入しておいてください。連絡がつかない場合の責は当会は負いませんのでご了承ください。