5月のZoom講座は関西と関東合同で小児科医学

コロナ自粛令により、4月から当会の講座はすべてオンラインとなりました。
昨日、5月17日は本来であれば講座【医書五経を読む】の日でしたが、通算4度目となるZoom講座と相い成りました。

オンラインの利点を活かして、関西メンバー・関東メンバーの合同参加という形を今月から行っています。

普段なかなか顔を合わせることのない会員同士が、顔を見て声を聴けるというのは、なかなか良いものですね。
これを機に新しい交流が生まれると嬉しいと思います。

昨日は講座【生老病死を学ぶ】の中で行った小児科のダイジェストを行いました。

伝統医学における小児科を学べる場所も機会もないというというのが現状ではないだろうか?ということで以下の内容でオンライン講座を行いました。

①四苦八苦とは?
②病や症状の向こう側
③子どもを陰陽・五行に分類すると…?
④随唐代から伝わる小児の体質
⑤木と火にどう向き合う?
⑥「どんなツボを選ぶ?」は些末な問題
⑦変蒸ってナニ?
⑧生数と成数と人の発育
⑨「人の完成」その定義はナニ?
⑩制約・制限は新たな技術を発展させる
⑪子どもは本当に弱く守るべき存在なのか?
⑫ホンモノの腎虚って?
⑬金元時代の子育て論
⑭腎虚体質の子はずっと腎虚なのか?
⑮体質が変化するのはいつ?
⑯小児臨床における質疑応答


写真はテーマ「どんなツボを選ぶのか?は些末な問題」の資料から

こんなトピックスを紹介しました。
かなりハイペースで飛ばしましたが、これでもこれまでの小児科講義の内容の3分の1といったところでしょうか。

当初は小児科だけでもザっと総括するつもりでしたが、ちょっと無謀な挑戦だったかもしれません。
まだ婦人科も残っていますが、これもまた次の機会にとしましょう。

ちなみに、番外編で「奇経の特殊性(特に督脈と任脈)」についての時間外講義も行いました。

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