講座レポート?食レポ?
講座レポート記事「2021年 東京講座の締めくくり」に続いて、講座【医書五経を読む】のレポート記事も挙げましょう。
先日(12月12日)は2021年最後の【医書五経を読む】の回でした。
今期の【医書五経を読む】の座学では「霊枢から学ぶ鍼と氣」と「脈診書『切脈一葦』を読む」の二本立てで行っています。
また座学に加えて、鍼灸実技を行っています。
さて締めくくりとなる12月の鍼灸実技はどのような内容だったか!?
実技の時間では、参加者全員の鍼灸治療を行いました。
鍼灸実習の主旨とルールは基本的に東京講座と同じです。
診察~診断~治療はワタクシ足立が行いますが、参加メンバーにも診察および診断のある程度はしてもらいます。
そうすることで、以下のことが大体わかります。
✓ 臨床現場で皆はどのような動きをしているのか?
✓ 治療中にどのような点に気配りをするのか?
✓ 各メンバーが拘っているのはどのようなことなのか?
✓ 何タイプの鍼が得意なのか?伸びるのか?
などなどが分かる実習形式です。
写真:鍼道五経会の講座【医書五経を読む】の鍼灸実技風景-取穴するところ-
写真:鍼道五経会の講座【医書五経を読む】の鍼灸実技風景-切皮するところ-
霊枢から学ぶ鍼と氣
座学は「霊枢から学ぶ鍼と氣」です。
テキストは本サイトの「霊枢」記事を用いて、より深く実際の鍼灸治療に絡めて座学を行います。
今回で「霊枢から学ぶ鍼と氣」は17回目。
「営衛生会篇第十八のおさらい」と「四時氣篇第十九に記されている氣」についての座学を行いました。
番外編☆ゴケイメシは牡蠣(カキ)づくし
2021年最後の回ということで、コロナ対策を意識しつつ宴を行いました。
飲食店には行かずに当院の玄関先で打ち上げです。玄関先とはいえもうすっかり冬ですので“半室内・半屋外”の打ち上げ会場です。こんな時、当会は少人数なので対応しやすいです。
さて牡蠣尽くしのメニューは以下の通り
✓牡蠣のカンカン焼き
✓土鍋で牡蠣ご飯
✓牡蠣出汁ラーメン
以上のシンプルな献立にしてゴージャスなメニューです。
写真:牡蠣のカンカン焼き
カンカンの中で酒蒸しにすると、身が縮まずにプリップリの牡蠣が堪能できるのだ!
「もう牡蠣はいいですわ…」という言葉が出るくらい食べてもらいました(笑)
写真:土鍋で牡蠣ご飯
一度、出汁で牡蠣に火を遠し、その牡蠣の出汁と昆布で炊き上げたご飯。牡蠣の身は中火にしてから後乗せしました。
「もう牡蠣はいいですわ…」と言っていたメンバーも「ウマッ!!」「美味しい~!」と絶賛。
一杯目は炊き立てのフカフカした牡蠣ご飯を味わい、二杯目は“おこげ”を添えて香ばしい牡蠣ご飯を堪能。
写真:鍼道五経会の牡蠣出汁ラーメン
宴の〆にはやはり出汁の効いた麺が欲しい!酒飲みならそう思うだろう。
ということで、牡蠣と日本酒で出汁を取り、それにアゴ(トビウオ)出汁を加えた「牡蠣出汁ラーメン ―三つ葉を添えて―」で〆!
もはやこの牡蠣出汁ラーメンは鍼道五経会の定番メニューの一つといっても過言ではありません(笑)
以上のご飯をみんなで作って、それぞれが持ち寄った自慢の日本酒で杯を傾け宴を楽しみました。
こんなゴケイメシ(鍼道五経会のごはん)を一緒に食べたい方は…
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