講座【生老病死を学ぶ】では、人が生まれて成長し 子を成し 老いて 死ぬまでを学びます。
その最初の人が生まれて成長する過程の健康と病気を「東洋医学の小児科」として学んできました。
2017年6月からスタートして2018年12月までとして一年半。小児科についてしっかり指導できたのではないかと手応えを感じています。
しかし、こちらの手応えだけでは不十分ですので、小児科の最後の講義にはテストを行いました。
小児はり師の試験とは?
試験内容は筆記試験と実技試験、そして面接試験です。
もちろんすべて東洋医学の小児科に基づいた内容と基準でのテストです。
筆記テスト風景。ちゃんとした試験会場は用意できませんでしたが…
実技テストは私が実際に治療を受けます
後ろに座っているのは見学者。
見学者からの質問(一問限定です)にも受験者は臨機応変に応えることを要求されます。
面談テストは、診断内容・治療方針・養生指導など親御さん(役)に説明すること
内容は東洋医学的ですが、表現方法は一般用語を使うことが要求されます。
良い治療を受けた後なのでしょう…、ボーっとした様子ですね(笑)
小児はり師テストの解答説明
筆記試験は全部で16問。
当たり前ですがほとんどが筆記です。
ま、テストといえば暗いイメージですが、自分の仕事である治療を理解し、自信をもって実践するにはやはり大事なことです。
というよりも、我々は毎日の臨床現場で患者さんにテストしてもらっているのですけれどもね。
答え合わせも丁寧に行う。これがまた講義になるのです。
テストの答えが合っていたのが大事なのではないのです。(もちろん、答えが合っていることは最低条件です)
他の先生たちはどのように考え、どのような表現で答えている(=伝えている)のか?これもすごく重要です。
ということで、12月講座の残り時間と1月講座を使って、しっかりとテストの答え合わせを行いました。
このテストを通じて、鍼道五経会の小児はりを遣う鍼灸師が4名増えました。
次回からは「産後の女性」をテーマに東洋医学の婦人科・産後ケアについて講義&実技を行う予定です。
女性への鍼灸治療に興味のある方は参加してみてください。
もちろん2019年も新規メンバー募集中ですので、婦人科からの受講も問題ありません。
次回の講座「生老病死を学ぶ」は…
2月17日・第3日曜日に開催します!
※2018年までは第4日曜日の開催でしたが、2019年は第3日曜日の定例開催となります。
時間はいつもと同じ10:30~17:00
会場は足立鍼灸治療院です。アクセスはコチラです。
持ち物は白衣・スリッパ・筆記用具