『中医臨床』に「つわりの鍼灸治療の症例」を寄稿

よだれつわりに対する鍼灸治療、有効例

『中医臨床』2021年12月号、杏林春秋のコーナーに寄稿させていただきました。
「陰火学説をもとにした“つわり”の病理仮説とその症例」と題し、よだれつわりに対する鍼灸治療の有効例をまとめています。

以前に『中医臨床』2021年6月号に李東垣が提唱した陰火学説についての論考を寄稿しましたが、その仮説をつわり病態に応用した治療の報告となります。

よだれつわりに悩む妊婦さんは私の治療院(足立鍼灸治療院)によく来院されます。よだれつわり(唾液つわり・唾液過多症)の治療を行うようになって10年、色々と創意工夫する時代もありましたが、陰火病態を診断に組み込むことで治療の選択肢に厚みが増したように思います。まぁ、個人的には手応えが得られた病理モデルなのです。

その病態理解とそれに基づく鍼灸治療の組み立てを記事にして紹介しています。興味のある方は『中医臨床』2021年12月号をお買い求めください。

鍼道五経会メンバーが採用

『中医臨床』2021年12月号に関してはさらに嬉しいニュースがあります。
当会の関西メンバーである川合先生、南川先生(現在は退会)の両名が「弁証論治トレーニング」にて、彼らの症例案が採用されました。

特に川合先生は前号に続いて連続の採用!
二人にとっても良い一年の締めくくりになったのではと思います。

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