『医道の日本』6月号が発刊されました。
オンライン東医診療の記事リリース
今月号には、【緊急企画】新型コロナウイルス感染症と鍼灸治療 第2弾に
当会東京チームの若林理砂先生の記事が掲載されました。
写真は『医道の日本』6月号より引用
『SNSを利用したオンライン舌診とセルフケアメソッドの処方の可能性について』
新型コロナの影響でオンライン診療の導入を実施、もしくは検討される鍼灸院は多いと思います。
今後、その動きはさらに増してくることでしょう。
特にあはき師は患者さんに直接コンタクトを要する職種です。
その条件がある中で、オンライン診療をどのように取り入れるか?
試行錯誤、もしくは苦戦する先生方も多いのではないでしょうか。
若林理砂先生は、すでに4年前から100人単位でのオンライン東医診療を継続運営してきた経験を持っています。
その経験の一端を『三旗塾オープン講座』でも発表したのは記憶に新しいですね。
(詳しくはコチラ)
コロナ騒動によりオンライン診療の波が医療業界に起きている時勢ですが、
オンライン東医診療の先駆者であり、
平時と有事(つまりコロナ騒動が起こる前の平常時、コロナ渦中そしてその後)の経験を持つ若林先生の記事が採用されたことは非常に大きな意味があることだと思っています。
外邪性疾患の記事も掲載
【緊急企画】新型コロナウイルス感染症と鍼灸治療 第2弾には当会代表として私、足立も投稿しています。
新型コロナに限定せず、外邪による熱病に対して概論的な話と、発熱の鍼灸症例を2例紹介しています。
記事名は『外邪性疾患のツボ選び』
写真は『医道の日本』6月号より引用
この記事のイラストは当会の藤川先生に作製していただきました。
私を含め、鍼道五経会メンバー3名の作品が掲載されたことは非常にうれしい限りですね。
「ツボの選び方」の向こう側
そしてもう一本、当会の記事が掲載されました。
「ツボの選び方」なる企画が1月2月号に掲載されたとのこと。
その続編として「ツボの選び方の向こう側」の特集に記事を…とのオファーをいただき寄稿させていただいた。
仕上がりをみると、当会を含め3団体の記事のみの掲載…。
さすがに出遅れた感は否めなかったですが(苦笑)
ともあれ通算45団体のトリ?を務めさせていただきました。
当会のスタンスとして「診法と鍼法を一致させる―診鍼一致―」の提言を主軸に、
衛気タイプ・営気タイプの診法と鍼法についての概略について言及させていただきました。
写真は医道の日本6月号から引用
『医道の日本』は7月号をもって休刊されるとのこと。
長く続けてこられた鍼灸業界雑誌だけに惜しまれますが、これも時代の流れなのでしょうか。
7月号にも鍼道五経会代表として、そして伝統医療 游の会の副会長として、
小児科医学の記事を前編・後編の2本立てで掲載予定です。
やや医史学的な内容になりますが、これもまた楽しみにしていただきたい!