いろんな鍼、いろんな鍼灸師(静岡県鍼灸師会中部支部 外部講座)の感想

診鍼一致オモシロ分かりやすく紹介

先日、3月3日の重陽の日にオンラインにて静岡県鍼灸師会中部支部さんの公開講座にて外部講座を行いました。

テーマは「鍼と氣 いろんな鍼、いろんな鍼灸師」50名近くの鍼灸師、鍼灸学生さんに視聴してもらい、なかなか楽しいひと時でした。

パンフ写真

紹介した内容は当会の流儀「診鍼一致・診鍼一貫」を基本に外部向けに分かりやすく面白くをコンセプトに話をさせていただきました。

一部要点を挙げると以下のような項目です。
・衛気の鍼、営気の鍼…etc.
・置鍼は何に効かせているのか?
・三方良しの鍼灸
・氣を動かす法を恋愛から学ぶ
…などなどの内容。

写真:水タイプの鍼灸師の説明は今回はカット。なので、こんなイラストです。

うれしいご感想をいくつかいただいたのでここに許可を得て紹介いたします。

鍼道五経会会員の感想

「鍼道五経会」の 足立繁久 先生のzoom講義を拝聴させて頂きました。
鍼灸師としては、当然、衛気、営気、血、水は動かしますが、
(私自身の治療家タイプの変遷として)血を動かす治療→衛気タイプに変容していると、
しっかり自覚が必要かと自分自身は思いました。自身の治療スタイル(手)の変化、感受性の変化、良きにつけ悪しきにつけ、時を重ねている事での自身の変化を
時折自覚し、意識して、そして師に確認、、
この繰り返しなんだな。
改めて、鍼灸師というのさ
無形、有形の両方を扱う、
面白い仕事だな、と思いました。講義後は二次講義に突入し、更に贅沢な講義でした。
足立先生、ありがとうございました!このみや鍼灸院 院長 山口かおり先生

鍼灸を続けていると技術は向上します。そうなると技術の種類だけでなく、術の質が変容します。
この点について山口先生が書かれているとおりですね。
そしてそれを毎日コツコツ繰り返し継続することで、技術レベルは大きく向上・変質します。観る世界が変わるのです。
「無形と有形の両方を扱う」とあるとおりです。
陽と陰、主観と客観を自在に往来しつつ鍼をするのが私たちの仕事なのです。

☞『針道秘訣集』に伝わる道歌
☞理想の鍼とは何ぞや?「夢と現の間の鍼」

などがこのテーマに関連する記事です

講義、とんでもなく面白かったです!!!
でしゃばって一発目に質問チャットしてしまいました💦
丁寧にご回答ありがとうございました😊学生が感じるモヤモヤを
「まさに!」「そう!」「それ!」と、1人ブンブンうなづきながら聞いておりました。(笑)(学校の)先生に色々突っ込んで聞いても、結局「人(患者さん)による」という回答が多くモヤモヤしてましたが、
術者のタイプという概念を取り入れると諸々のスーッと納得できました。私は多分本質的には衛気タイプだけど、生きてきた環境や前の仕事などで後天的に血タイプの要素を持った感じがします。
ちょうど自分がやりたい方向性が見えてきて、それと自分のタイプがあっている感じがして、
聞けて本当によかったなと思いました!

あと、鍼灸学生の立場から考えると…なりたい自分と本当の自分が区別ついてないケースも多いという印象があります。
なので、最後の質問の方がおっしゃってたように、もう少したくさんタイプの特徴があるとわかりやすいかも、と思いました。

鍼灸学生 Oさん

私もOさんと同じで学生の頃は、臨床家になってもモヤモヤしてましたね~(笑)
「根拠のない患者さんファースト」は医学と言えるのだろうか?
サービスと医学の境界線が不明瞭だったのですね。
医学・治療と患者ファーストのサービスは両立させるべきですが、ややもすれば対立してしまう可能性も孕んでいる。
ですので医学・患者・術者の「三方よし」の概念を提案すべきだと考えたのです。
これは是非、指導者・学校の先生に知っておいて欲しいことです。
「君はこのような素養・素質があるから、このタイプの鍼灸を磨くと良いよ」と指導できる先生が増えると、もっと鍼灸に希望や夢をもてる学生さんや初学者が増えると思うのです。

他会の鍼灸師さんからもこんな感想をいただきました

昨日のセミナー面白かったです😊

自分は気血水どのタイプの治療者か?と言うより
ひと鍼ひと鍼によって「これは気を動かす」「これは血を動かす」なんて治療もアリなのかなぁと、、
普段、何となくそんな風な意識で施術をしている様に感じたので、これでも良いのだろうか?と少し不安になりました😅

脈状とジブリのキャラクターのは面白そう!と思ってFacebookでチェックして記事をブラウザで保存しています^ ^

臨床鍼灸師 匿名

おっしゃる通り、ひと鍼ごとに氣や水や血を動かす。それで合っていますよ。
それが病態に合わせた治療の組み合わせになります。最後の方に少しだけ触れた戦術と戦略になります。ですので不安になる必要はありません。自信をもって鍼してくださいね。

とても穏やかな雰囲気で、心地よく話が入ってきてあっとゆうまだったと感じた講義でした。いくらでも聞いてられそうでした。
親みやすく分かり易い言葉のチョイスも有り難かったです。
私も先生から学んでみたかったと思いました。…(略)…少し遅れての参加だったため、最初の部分が抜けてしまい…終始探りながらでしたので、よく分からなかった部分もあります。
【少数鍼と多数鍼…〜】の話から想像して、多分、鍼灸師を気と血で分けてみて、その特徴から題名に繋げていく流れで、その上で得意と苦手を認識してみたら、よりよい治療ができるみたいなお話だったのかな?と。
…(後略)…臨床鍼灸師 匿名

お褒めのお言葉ありがとうございます。
書かれているように「鍼灸師を気と血で分け その特徴から、得意と苦手を認識したら、よりよい治療ができる」
要約するとまさにその通りです。
他にも本質的な道理(鍼灸では術理ですね)を解することで、異なる鍼でも相互理解が可能となり、本当の意味での多様性を認めることができるのではないかと。日本鍼灸の多様性しかり、そもそも鍼に九鍼があることの理解も然りです。

勉強会楽しかったです。
家で聞いたので他に気が散ってしまい聞けなかったところもあり、外で聞いたら良かったなと反省です。感想を言うのが苦手ですが、自分なりに感じたこと伝えます。
勉強会は、患者の症状に対してどうこうを教えてくれるのが多いのですが、
今回の勉強会は、鍼灸師が主体となってどう納得して施術をしていくのかを教えていただいたように思いました。
患者を気血水にわけるようなものはあっても鍼灸師を気血水にわける考え方は面白いと思いました。
いつも教わっている先生の話を頭に入れて聞くと、気血水が大事だけでなく、有形か無形か、何を診ているのかを意識することが大事だと改めて思いました。
また、気の鍼灸師などとの話ですが、これをそのまま患者に当てはめて考えることもできました。私は、治したい気持ちが強くなりすぎない為に、患者ファーストの気持ちも大事と思っていましたが、
道理をしっかりした上で、きちんと説明して、鍼灸師ファーストの施術もできるように勉強していきたいと思いました。
その上で、いろいろな選択肢を持てるよう、道理、基礎は大事だと思いました。臨床鍼灸師 匿名

・有形と無形という陰陽対比
・氣水血という三要素としてみた観点…他にも五行で分類することも可能ですよね。
他にも東洋思想・東洋医学の観点では各種の分類・対比があります。よければこちらのページを参考にしてみてください。
☞「多層的 人体観 鍼道五経会の追窮する鍼灸」

 

鍼道五経会 足立繁久

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