伝統医学の一貫性と多様性を学ぶことで道理に至る
2021/04/14 | category:臓腑経絡詳解
心包・胞絡を理解する 現在では「心包」という表記で学ぶ心包絡ですが、本書では「心包絡」「心包」「心主」「胞絡」「包絡」といった多様な表現が記載されています。心臓(真心)と心包との違いを理解するにはこれらの言葉の意味することを理解し、自身の心包像を構築すること...
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腎を知ることは、命門・腎間動気・小心を知ること 腎の臓象は奥が深いです。単なる泌尿器系臓器だけでなく、生殖器系の機能を有しています。いうなれば骨盤内臓器全般に深く関わる器官とみてよいでしょう。 また、腎の機能と性質を理解することは、伝統医学の言葉でいう、命...
2021/04/13 | category:臓腑経絡詳解
臨床で用いることの多い膀胱経 膀胱の腑と足太陽膀胱経に関する章です。足太陽膀胱経は十二経絡の中でも流行範囲が広い経脈です。そのため臨床治療に用いることの多い経脈といえるでしょう。 それだけに足太陽膀胱経の流注はよく把握しておくべきです。しっかりと学んでおき...
2021/04/12 | category:瀕湖脈学
最後の脈は代脈です /* wordpress fix */ ※『瀕湖脈学』(『重刊本草綱目』内に収録)京都大学付属図書館より引用させていただきました ※下記の黄色枠部分が『瀕湖脈学』の書き下し文、記事末青枠内に原文を引用しています。 代 ...
むすぼれる脈、結脈です /* wordpress fix */ ※『瀕湖脈学』(『重刊本草綱目』内に収録)京都大学付属図書館より引用させていただきました ※下記の黄色枠部分が『瀕湖脈学』の書き下し文、記事末青枠内に原文を引用しています。 ...
陽の極み促脈です /* wordpress fix */ ※『瀕湖脈学』(『重刊本草綱目』内に収録)京都大学付属図書館より引用させていただきました ※下記の黄色枠部分が『瀕湖脈学』の書き下し文、記事末青枠内に原文を引用しています。 促 陽...
2021/04/12 | category:臓腑経絡詳解
小腸腑と手太陽小腸経 心の臓と表裏関係にある小腸腑および手太陽小腸経に関する章です。 ※『臓腑経絡詳解』京都大学付属図書館より引用させていただきました ※下記の青色枠部分が『臓腑経絡詳解』の書き下し文です。 小腸の腑、所属の提綱 小腸は心...
2021/04/11 | category:瀕湖脈学
陰陽がぶつかる脈、動脈 /* wordpress fix */ ※『瀕湖脈学』(『重刊本草綱目』内に収録)京都大学付属図書館より引用させていただきました ※下記の黄色枠部分が『瀕湖脈学』の書き下し文、記事末青枠内に原文を引用しています。 ...
伏脈は潜伏する脈です /* wordpress fix */ ※『瀕湖脈学』(『重刊本草綱目』内に収録)京都大学付属図書館より引用させていただきました ※下記の黄色枠部分が『瀕湖脈学』の書き下し文、記事末青枠内に原文を引用しています。 伏...
2021/04/11 | category:臓腑経絡詳解
1.心の臓所属の提綱。并びに神気。附 受胎・君相の二火 本章では心の臓を主テーマとする内容ですが、さすがは岡本一抱先生、心の臓象や少陰心経だけでなく「神氣」や「君火相火の二火」も取り上げて、心と絡めて解説してくれています。 ※『臓腑経絡詳解』京都大...
2021/04/10 | category:臓腑経絡詳解
脾の臓象と流注、そして生理学・治病学 胃腑と陽明胃経に続いて、脾臓と足太陰脾経の詳解です。脾と胃の関係、脾臓の臓象、足太陰脾経の内外流注についてしっかりと学びましょう。本章では脾に関して実に興味深い生理学や治病学が記されています。脾の臓象や経絡流注だけでなく...
2021/04/09 | category:臓腑経絡詳解
胃腑・陽明胃経・胃気と… と胃の腑と陽明胃経、そして胃氣についての詳解です。「光沢を帯び出る者を胃の気という」という岡本一抱の言葉、とても重要だと思います。ある一面において「胃気とは光である」と私も思います。 ※『臓腑経絡詳解』京都大学付属図書館よ...
2021/04/07 | category:臓腑経絡詳解
臓腑経絡のキホンを学ぶ【経絡の正奇双修】 講座【経絡の正奇双修】2021’がスタートしました! 今期は奇経八脉について主に学んでいます。 が、十二正経の復習する目的で過去に使用したテキスト『臓腑経絡詳解』(岡本一抱 著)の書き下し文を紹介します。 岡本...
2021/04/06 | category:臓腑経絡詳解
【経絡の正奇双修】では経脈と臓腑について学びます 講座【経絡の正奇双修】2021’がスタートしました! 今期は奇経八脉について主に学びますが、十二正経について、そして六臓六腑については希望者が補講という形で学びます。その一環として『臓腑経絡詳解』(岡本一抱...
2021/04/04 | category:瀕湖脈学
細脈と微脈の比較・鑑別がポイントです /* wordpress fix */ ※『瀕湖脈学』(『重刊本草綱目』内に収録)京都大学付属図書館より引用させていただきました ※下記の黄色枠部分が『瀕湖脈学』の書き下し文、記事末青枠内に原文を引用しています...
柳の花のような脈です /* wordpress fix */ ※『瀕湖脈学』(『重刊本草綱目』内に収録)京都大学付属図書館より引用させていただきました ※下記の黄色枠部分が『瀕湖脈学』の書き下し文、記事末青枠内に原文を引用しています。 散...
2021/04/04 | category:内外傷弁惑論, 李東垣
陰火を理解するために 補中益気湯を理解するために陰火の発生機序を知る必要があります。 陰火とは李東垣が提唱した病理観であり、後代の医家に大きな影響を与えています。 陰火を理解するために、まずは李東垣その人の言葉に素直に耳を傾ける必要があります。 ...
医王とも呼ばれる補中益気湯 補中益気湯は別名「医王湯」とも称し、補中益気湯への信頼やその実績が感じられます。現代では補気剤の代表格としてもよく知られていますが、果たして私たちは補中益気湯のこと正しく理解できているでしょうか? 補中益気湯を理解するにはそ...
2021/04/03 | category:瀕湖脈学
瀕湖脈学の気になる矛盾? 李時珍 著の『瀕湖脈学』から気になるフレーズを抜き出して脈を考察します。 これまで芤脈・革脈・微脈・虚脈の書き下し文・原文を紹介しましたが、ちょっと気になる記述がありました。 各脈における長病と卒病の生死吉凶です。どこか気に...
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